世界ではNBA、Gリーグ、サッカーでは5大リーグも中断、日本でもプロ野球、Jリーグも中断している中でBリーグも厳しい決断を下した。
今だからこそバスケで日本を元気にすることにチャレンジすべく、無観客での試合再開を決めて進めたが、1節を実施してやはり一定期間全試合を中止するという結論、選手のメンタルを考慮、選手会、クラブ、リーグ、三位一体で議論し決定した。
選手会より意見交換をして無観客の試合に関して思っている以上に色々と困難がった。外国籍選手達のNBAの中断が大きくメンタルにも関係してることも否めない。
厚労省では、4日間37.5度の熱、Bリーグでは2日間隔離それでも下がらなければ検査期間へ行くような指示を出してる。
1人の発熱から、もしかして?!の心理状態は思っている以上に選手達、関係者への負荷がかかっていた。
チームの反応としては、週末の中止からの動揺は思っている以上だった。
4月4日以降の試合、
ポストシーズンの開催については未定。
行動指針として
選手の発熱に関して
平熱が37度や35度の選手がいる、選手の個別の平熱により平均もでるので、今後その辺はリーグでまとめる。
クラブの収入減としては
無観客、グッズ売上が無くなるのはあるとして、移動費なのでコスト削減にもなっている。
閉塞感のあるなかで、Bリーグは無観客でもやっている事によってスポンサーの露出を大きくするなどは反響もあった。
また、Bリーグはソフトバンクのサポートを非常に高く評価していて無料配信、ポイントを使った選手への報酬システムなど本当に感謝している。
B.LEAGUE2019-20シーズンB1-B2リーグ戦開催について
公益社団法人ジャバン・ブロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:大河正明 以下「B.LEAGUE)は、2020年3月20日(金)から4月1日(水)にかけて開催する1リーグ戦およびB2リーグ戦の試合を、新型コロナウイルス感染症の影響により、中止することを決定いたしました、対象となるのは、計95試合です。
他競技の無観客での試合開催状況も踏まえてリーグおよび各クラブで慎重に議論を重ね、3月14日(土)から4月1日(水)までの試合を無観客で実施する旨を3月11日(水)に発表しておりました,事前に準備をした無観客で試合をする場合の行動指針に基づき、3月14日(土)および3月15日(日)に無観客の試合を実施しております。
しかしながら試合の実施に際して行動指針の運用で拭いきれない選手やスタッフの不安感があり、3月16日(月)から3月17日(火)にかけて選手会および各クラブと改めて議論をいたしました。その結果、現在の状況において無観客での試合を実施するうえで選手やスタッフが集中できる環境をつくることが難しいと判断し、当該期間の試合を中止することを決定した次第です。
今回中止を決定した試合の扱いや4月4日(土)以降の試合の開催およびポストシーズンの実施予定については追ってご案内いたします。また、対象試合のチケットの取り扱いにつきましても、決定次第お知らせいたします。
く大河チェアマンコメント>
今だからこそバスケで日本を元気にすることにチャレンジすべく、一度無観客での試合再開を決めて進めてまいりましたが、1節を実施してやはり一定期間全試合を中止するという結論に至りました。行動指針の策定など事前準備を重ねましたが、選手の心理的な部分も含めて想定しきれていないところもあったと認識しています。ただし、世界的な情勢が日々劇的に変化していく中で、今回選手会や各クラブと我々リーグが臨機応変かつ迅速に議論を重ね、一枚岩となって意思決定できたことはポジティブなこと
だと思っています。
どんな状況でも、バスケで日本を元気にしていきたいという想いは変わりません。今後のことについては今回無観客の試合を実施したことでわかったことも含めて、中止の期間に選手・スタッフ・クラブ・リーグで納得のいく方向性を議論して決めていきたいと思います。そして選手やスタッフの身体の安全はもちろん、心理的にも安心できる環境を整備し、ファンの方々にもB.LEAGUEの試合を思い切り楽しんでいただけるように準備を進めてまいります。