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【ウインターカップ】男子ベスト8 福岡第一が大逆転劇を見せて東山に勝利/藤枝明成が昨年王者 開志国際に競り勝ちセミファイナル進出へ 

【ウインターカップ】男子ベスト8 福岡第一が大逆転劇を見せて東山に勝利/藤枝明成が昨年王者 開志国際に競り勝ちセミファイナル進出へ 

ベスト4が出揃い12/28にセミファイナルが行われる。
土浦日大(茨城) vs 福岡大学附属大濠(福岡)
藤枝明誠(静岡) vs 福岡第一(福岡)

クォーターファイナル
男子クォーターファイナル、福岡第一が大逆転劇を見せて東山に勝利/崎濱秀斗 最後に3ポイント炸裂🔥

12/27(WED)東京体育館
福岡第一 74-71 東山
1Q 13-16
2Q 16-24
3Q 19-18
4Q 26-13

<福岡第一>
#1 世戸陸翔 17得点 8Reb
#17 崎濱秀斗 16得点 2AST 4STL
#77 八田滉仁 14得点 3AST
#76 山口瑛司 13得点 5AST 2STL
#51 サー シェッハ 10得点 12Reb

<東山>
#5 瀬川琉久 32得点 5Reb 4AST 4STL
#4 佐藤友 15得点 14Reb
#13 佐藤凪 8得点
#6 カンダ マビカ サロモン 6得点 17Reb

インサイドからしっかり攻める東山は9-0のランでいい入りをする。勢いある東山にしっかりコントロールして八田を起点に得点をあげる。福岡第一は中々ペイントから攻めきれず厳しい中、更に八田が得点して喰らいつく。東山がプレッシャーかけてディフェンスし福岡第一のオフェンスが機能出来ずに我慢の時間帯が続く。東山は福岡第一が追い上げると瀬川がしっかり得点して流れを渡さない。しっかり崎濱をマークして、ディフェンスから流れを作って一気に引き離して15点差をつける。何度も1桁得点差にする福岡第一だが東山が入れ返して再び2桁得点差にしてリードを守る。
残り3分切ってから10点差をつけられた福岡第一だが崎濱のスティールから得点で6点差に詰めて福岡第一のエネルギーがコートに出る。そして崎濱がようやくスリーポイントを連続してで決めて1点差に。
残り25秒で2点差リードしている東山、福岡第一ボールから崎濱がスリーポイントを決め切ってここで遂に逆転する福岡第一に対して会場のボルテージはマックスになり、スティールから得点して大逆転勝利してセミファイナルにコマを進めた。

 

 

試合後🎙

井手口孝コーチ (福岡第一) 

J:東山のディフェンスに対して崎濱選手の1対1で最後はどんなプレーを決めてましたか

「崎濱の所のピックでレイアップでいいよ言ってたんですけど、入る感じがしたんでしょうね(笑顔)。あとはあの人の感性ですから(笑顔)。さすが、さすがでした。」

J:40分間厳しい試合でしたけど、どこが厳しかったですか

「ずっとですよね、最後まで。39分以上、まったく自分達のやりたい事をやらせてもらえずの感じだったので、残り6分で10点だったので、この間解説でアサトが言ってましたけど、残り3分で10点という練習はよくやっているので6分あるよって2回目のタイムアウトの時に伝えて、それで落ち着いたかもしれないですね。
流れのスポーツだからわからないでよね。流れが最後にこちらにきたと思います。」

 

崎濱秀斗 (福岡第一)

J:最後のシーンでシュートとドライブと選択肢ある中でどんな思いでしたか

「右のジャンプシュートが得意なので、それに尽きるというか、託しました。
入ったので良かったです。
自分の中ではクラッチタイムが1番強いと思ってるので、メンタルというか、その前は打ちたくないという気持ちがありましたが、最後打ち切ろうというメンタルが自分を救ってくれました。」

「決めてやるという気持ちがありました。自分を信じて打ち切りました。入らなかったので今日はこのままで終わると思いましたが、先生からの一言
“お前が全部やれ”
とその一言で自分が絶対決めてやろうと思いました。先生には感謝してますし、そして115人の声援が1番力になったと思います。」

 

瀬川琉久 (東山2年)

J:決め切る事とゲームコントロールする事の難しさを更に上に上げていくのに何が必要だと感じてますか

「時間と点差だったりカードとしてもっと逆算しながら計算して点数を決めていかないといけないですし、最後どんな形であれあのゴールにボールが入ればいいのでシュートを決め切る部分を磨いていきたいと思ってます。」

「福岡第一さんに10点リードしている中で常に詰められたり、いつ逆転されたりするかわからなくて自分でもその危機を感じていました。エースとして最後攻めた時に留学生とのコンタクトがあってそれに負けてしまってシュートを決められずに、本当に情けなく思います。
崎濱選手が福岡第一さんを勝たせるという本当に強い気持ちがあったなと、僕は東山のエースとしてそこの気持ちの部分が違うものなんだなと感じました。
最後こういう形で終わって悔しいです。これを来年活かして必ず来年この舞台に帰って来たいと思います。」

 

クォーターファイナル

藤枝明誠が昨年王者開志国際に競り勝ちセミファイナル進出へ🔥

12/27(WED) 東京体育館
開志国際 74-76 藤枝明誠
1Q 12-21
2Q 20-18
3Q 18-21
4Q 24-16

<藤枝明誠>
#99 ボヌ ロードプリンス チノンソ 19得点 32Reb 8AST 6BLK
#12 赤間賢人 18得点 2AST 2STL
#21 大塚絢心 16得点
#33 斎藤佑真 14得点 7AST

<開志国際>
#14 ネブフィ ケルビン シェミリー 29得点 17Reb
#13 平良宗龍 23得点 2AST 3STL

藤枝明誠がいい入りをしてリードを広げるが、開志国際は平良の3ポイントが決まり流れを渡さない。ここから我慢強く藤枝明成はディフェンスして、赤間とチノンソが得点して勢いを増す。ディフェンスをゲームを通してハードにいき開志国際にオフェンスをさせない。開志国際の突破口はシェミリーや中島、平良起点に攻めるがリバウンドから藤枝明成が作って得点する。追い上げる開志国際にしっかり対応して勝利してセミファイナル進出を決めた。

 

試合後🎙

富樫英樹コーチ(開志国際)

「ピック&ロールも練習してきたんですけど、あれだけ打たれて前半決められると少し後手に回りましたね。出だしのオフェンスも固く入ってしまったなぁと感じます。思い切ってチャレンジャーで行けなかった。みんなにはオフェンスが固いよ、思い切ってシュートいこうと伝えました。
追いついたらそのまま行くと思いましたけど、さすがですね、向こうは動じなかったです。一枚上手でした。しょうがないです、完敗です。勝たないといけないプレッシャーがきつかったかなと。一からやり直しです。
最後のシーンは3ポイントを狙って、澤田か平良でいこうと決めてやりました。」

J:最後はプロリーグのような形になりましたがどう感じましたか

「向こうもファウルで時間帯を刻んでいこうと、これは去年と逆な展開ですね。まんまと仕返しされたという感じです。」

 

赤間賢人 (藤枝明誠)

J:試合を通して接戦の40分間でどんな気持ちの動きがありましたか

「逆転された所で焦ってしまう事が全員あったと思いますが、前半からディフェンスをしっかりやり切ろうと先生からも指示があったので、最後逆転されて苦しい所がありましたが、ディフェンスから流れを作る事が出来て良かったです。」

「前半はしっかり守り切っていい流れが出来ましたが、後半どうしても速攻から3ポイントをやられてしまって逆転される事ありましたがチーム全員で我慢して自分達のバスケットを最後までやり切れました。
周りを活かして点取ってくれたので良かったです。最後のシーンはチームファウルが1つで、自分がなかったのでボール入ったらファウルをしようとしっかり全員が共通の理解をもって出来たのが良かったです。
今年はゲームキャプテンとして得点と苦しい流れの時に声をかけて日本一になれるように流れを変えて頑張ります。」

 

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