写真 : NBA
東地区プレーオフセミファイナル最終の第7戦はネッツホームのニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた。
シリーズは3-3で迎え勝った方が地区ファイナルに進出する大事な戦いは53分間の死闘の末、バックスが勝利して、東地区ファイナルへ進出を決めた。
第1戦からほぼフル出場のような戦い今の時代、出場時間はタイムシェアが主流だがこのシリーズに限っては主力選手の活躍は凄かった。
バックス
アデトクンポ50分出場
ミドルトン52分出場
ネッツ
デュラント53分出場
ハーデン52分出場
その他6人も40分近く出場と激闘、死闘というのが合っている試合だった。
バックス115-111 ネッツ
1Q 25-28
2Q 22-25
3Q 35-28
4Q 27-28
OT 6-2
<バックス>
アデトクンポ 40得点 13リバウンド
ミドルトン 23得点 10リバウンド
<ネッツ>
デュラント 48得点 9リバウンド 6アシスト
ハーデン 22得点 9リバウンド 9アシスト
1Qはお互いディフェンスとオフェンスをしっかりハードにして、バックスのアデトクンポ、ネッツのデュラント、ハーデンが得点して拮抗する、負けたら終わりの両チームは独特の雰囲気で28-25、ネッツリードで1Qを終える。
これだけのスーパースターでも第7戦でハードスケジュールで身体も悲鳴をあげていることは間違いない。その中でシリーズ最後とあって、お互い1Qと変わらずディフェンスして得点をあげているが、中々決まらないシーンもある。
53-47でネッツリードで折り返す。
後半に勝負の分かれ目となる。
じわじわバックスはついていき逆転。3Qの終盤にハーデンがこの試合6本目でやっと3Pが来た。バックスは、ヤニスはドライブしてインサイドで得点する。
ネッツは、ハーデンからピック&ロールでグラフィンにパスでレイアップとお互いインサイドで勝負して、アウトサイドで得点。
最終クォーターに入っても接戦は続く、デュラント、アデトクンポと両エースの戦いに、ハーデン、ホリディらが得点して、試合の終盤になって3点差でバックスがリード、試合最後の残り1秒でデュラントがシュートを決めた。
3Pかと思われたが2Pで延長になった。
物凄い死闘な試合になっている。主力選手権たちは、ほぼフル出場の上に延長5分を戦う。
延長
ネッツは積極的にアウトサイドからシュートを打っていくが中々決まらない。バックスのタッカーがディフェンスでファウルアウトに、なんとか得点が欲しい両チーム、1つ1つが渾身のプレーになっている。グリフィンもファウルアウトする。
終盤にヤニスがインサイドで押し込んで得点して、ミドルトンのハイポストでターンアラウンドシュートを決めて逆転。
残り、40秒最後もデュラントに託されたが決まらず、バックスがネッツに113-110で勝利して、東地区ファイナルに進出した。
これぞNBAという死闘だった。
負けはしたが、ネッツデュラントは、プレーオフに入って、ハーデン、アービングとビッグ3と言われたメンバーで中々戦う事ができない中、チームを引っ張り、大事なところで得点や、リバウンドはチームを何度も救ってきた。
今シーズン、デュラントの凄さを改めて感じた世界中のファンは多かったのではないだろうか。
<西地区>
地区ファイナル第1戦
日本時間21日 4:30 tippoff
ロサンゼルス・クリッパーズ
vs
フェニックス・サンズ
<東地区>
地区ファイナル進出
ミルウォーキー・バックス
76ers (3-3) ホークス
第7戦日本時間21日9:00