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【Bリーグ】茨城が第1Qで富山を圧倒、多嶋が攻守でチームを牽引してB1通算300試合を勝利で飾る

【Bリーグ】茨城が第1Qで富山を圧倒、多嶋が攻守でチームを牽引してB1通算300試合を勝利で飾る

2/6(日)Game2 アダストリアみとアリーナ
茨城ロボッツ 85-79 富山グラウジーズ
1Q 35-10
2Q 12-26
3Q 15-25
4Q 23-18

≪茨城≫
タプスコット 16得点 8リバウンド
ジェイコブセン 14得点 8リバウンド
鶴巻啓太 12得点、5アシスト
多嶋朝飛 10得点 8アシスト

≪富山≫
ジョンソン 24得点 11リバウンド 5アシスト
スミス 18得点 13リバウンド
宇都直輝 15得点

バイウィーク前、両チームとも勝って終わりたい一戦。
ここまで6勝とB1の壁に苦しんでいる茨城と、開幕8連敗と苦しいスタートしつつも少しずつ勝ち星を重ねている富山。

第1Q、茨城がまずは平尾の2ポイントシュートで先制。そこから福澤の2本のスリーポイントなどで、一気に11-0のランを見せる。
さらに茨城はこのクオーターで攻守がかみ合い点差を広げる。オフェンスではインサイド攻撃に加えて第1Qだけでスリーポイントを8本中6本と高い精度で決め富山を突き放す。
ディフェンスでも、富山に思うような攻撃をさせない。第1Qだけで10本のターンオーバーを誘発し、さらにシュートを6本しか打たせず、わずか10点に抑えて35-10と大きくリードする。
茨城がいきなりの大量リードで一方的な展開になるように思われたが、第2Qから富山が反撃に出る。

第2Q序盤に、上澤の2本のスリーポイントやジョンソンのペイントアタックなどで点差を詰めていく。茨城も、鶴巻や中村のスリーポイントで得点を重ねるが、終盤にスミスとジョンソンのインサイド攻撃で再び点差を詰められ、47-36と茨城が11点のリードで折り返す。

後半第3Qになっても富山の勢いが続く。
富山は、宇都が積極的にペイントアタックし点差を縮めると、残り3分ついに富山が同点に追いつく。そこからは、茨城がジェイコブセンとトラソリーニ、富山がジョンソンとスミスと外国籍選手がペイントアタックで得点するなど一進一退の攻防が続き、62-61とわずかに茨城がリードで最終クオーターへ。

第4Qはそのまま拮抗したゲーム展開となるが、大事な終盤で茨城は鶴巻がオフェンスで躍動する。早いボール回しからペイントアタックを決めると、富山のファウルで得たフリースローを4本ともきっちりと決め富山を振り切った。

 

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茨城が第1Qで一気に25点リードして一方的な展開になると思われたが、まさかのシーソーゲームになった。
茨城は、結果的に第1Qのリードに救われた試合となったが、追われる展開の難しさを感じた。
それでも、最終盤の大事な場面で得たフリースロー4本をきっちり決めるなど、ここ1,2年での鶴巻選手の成長を感じられた。
富山は、第1Qで10ターンオーバーと攻撃に精彩を欠いた。第2、第3Qで反撃したものの、昨日二人で49得点と活躍したスミスと松井が21得点と茨城に半分以下に抑えられたことは痛かった。

 

試合後コメント

グレスマンHC(茨城)
非常にワイルドな闘争心のある試合だった。オフェンス面でもディフェンス面でも第1Qは今シーズン一番の出来だった。富山も第2Qでしっかりアジャストしてきて、第3Qもやられたが第4Qで富山を上回ることが出来た。アップダウンの激しい試合だったが、戦い続けた選手を誇りに思う。
リードしているチームよりも追いかけるチームの方が勢いがあり、一度は富山に4点差つけられたが選手たちがしっかり戦い続けて勝つことが出来た。
今日は違った選手がステップアップしてくれた。
遥選手はスタートから素晴らしいエナジーを出してくれてチームを鼓舞してくれた。
多嶋選手は素晴らしい落ち着きをチームに見せてくれて、どのような流れでも落ち着きがチームを助けてくれた。今回10得点0ターンオーバーという素晴らしい結果だった。

 

平尾充庸(茨城)
入りこそディフェンスから流れを掴んでシュートもよく決まっていた。第2,3,4Qずっと続くわけではないと話していたので、そこを相手のゾーンをどう打開するか、自分たちのシュートセレクションをどう作るかを意識して挑んだ。
中々シュートが決まらなかったが、第1Qのリードに助けられ、また第4Qしっかりと決めるべきシュートや取るべきリバウンドはしっかり出来たので勝利出来た。
やはりリードしていたらリードしているなりの行動をしてしまいがち。守りに入るとシュートも時間をかけて打ったり、シュート打てるシチュエーションでもパスをいすることになるので、リードしていてもシュート打つところは打つ、攻めるべき人が攻めることをしていかないと、今日の第2Qや第3Qのような展開になってしまう。ディフェンスでもオフェンスでもしっかりと攻めていけば、こういった点数を詰められる時間帯が少なくなってくると思う。

 

鶴巻啓太(茨城)
スタートは良い入りでシュートもよく入っていたし、ディフェンスも良く守れていたがそこから継続することが難しかった。
昨日29得点のスミス選手や、活躍していた松井選手に仕事をさせなかったことが良かった。
(重要な場面での4本のフリースローについては)緊張していたがも外しても決めても何も考えないようにしていた。
自分が求められているディフェンス面は、シーズンやり続けなければならない。また、リバウンド面でもディフェンスリバウンドに参加してほしいとコーチから言われており、リバウンド技術も引き続き頑張っていきたい。

浜口HC(富山)
第1Qにビッグクオーターを作られたが、そのあとは粘り強くカムバックできたと思う。
選手たちは判定に対してフラストレーションたまっていた。ただ、そこは自分たちにはどうすることもできないので、選手にはいつも通りプレイするように選手たちには話した。

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Jbasketライター

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