前半は昨日と大きく変わらず、点差があまり開くことなく折り返し、後半で勝負が決する試合となった。12勝24敗で東地区6位に、京都は14勝22敗で西地区7位と結果になったがいいチーム状況になっているのでここから後半戦楽しみになる。
2/5(日) アダストリアみとアリーナ
Game2
茨城90-75京都
1Q 20-21
2Q 15-18
3Q 30-19
4Q 25-17
<茨城>
#11 チェハーレス・タプスコット 20得点 13Reb
#21 エリック・ジェイコブセン 20得点 10Reb
#2 福澤晃平 16得点(3P4/8)
<京都>
#1 ジェロード・ユトフ 24得点(3P4/5) 15Reb
#7 マシュー・ライト 16得点
#31 シェック・ディアロ 15得点 7Reb
第1Q序盤は、茨城が中村のスリーポイントなどで優位に試合を進めるも、徐々に京都がペースを掴む。今日もユトフのスリーポイントが機能しはじめ、10得点を挙げる活躍を見せる一方、茨城は偏りなく8人の選手が得点を挙げる全員バスケを見せ、試合は一進一退の攻防となり1点差で終える。
第2Qに入っても、序盤は一進一退の攻防は変わらない。両チームともインサイドからの2ポイントやフリースローで得点を重ねていく試合展が続く。
前半残り3分を切ったところで、茨城が福澤のスリーポイントが決まり一歩抜け出したようにも見えたが、残り2分から満田とユトフのスリーポイントが合計3本決まり、京都が再度逆転して前半を終了。
第3Q序盤、茨城が昨日2得点に終わったタプスコットが、積極的にインサイドから攻めて得点を重ねる。あわせてジェイコブセンが、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを決めるなど、一時7点差をつけてペースを掴む。一気に茨城ペースになるかと思いきや、京都も連続インサイド攻撃で同点に追いつく。それでも京都に逆転を許さず、福澤のスリーポイントで再度点差を広げた。このクォーターは、ジェイコブセンのオフェンスリバウンドがはまり、茨城が7点のリードに変える。
第4Qに入っても、茨城は強いディフェンス力で京都の追い上げを許さない。さらに、鶴巻がコートインしてからは、ディフェンス力を挙げて相手京都のミスを誘い攻撃につなげる展開が見られる。
結果的には、茨城がこのクォーターだけで鶴巻と多嶋が計6スティールと守備で貢献する一方、京都はそのディフェンス力にアジャストすることが出来ず7ターンオーバーと苦しみ最後まで茨城をとらえることは出来なかった。
茨城は、ADみとアリーナに3,000人を超えるブースターが駆けつけ、勝利を後押しした。これで、B1ホーム通算観客数50万人を達成した。
Jbasket nissy’s eye
今日は前半と後半で大きく試合展開が変わっていった。前半は、このゲームも京都のユトフがスリーポイントを4本決めてチームの得点源となった。このまま後半も京都の勢いかと思ったが、後半は茨城が強いディフェンスからオフェンスにつなげて逆転した。後半、タプスコットがユトフを徹底マークし、スリーポイントを1本も打たせなかったことが結果的に逆転につながった試合となった。
グレスマンHC(茨城)
「後半は、シーズンの中でもベストな後半だった。ディフェンスもオフェンスも、自分たちがアタックをし続けて自分たちのやりたいスピードで出来た。後半の得点が55得点取れたこと、試合が終わった時点でのスティールが10本のうちほとんどが後半に取れたものだった。自分たちがやりたいアップテンポなバスケットが後半に出来たことは良かった。」
チェハーレス・タプスコット(茨城)
「自分たちは出だしアグレッシブに入っていたと思うが、京都が素晴らしく高い確率でシュートが決まっており、前半が終わった時点でほぼほぼタイの状態まで持ってこられた。ただ、後半でもよりタイトにユトフ選手に対して守っていこうということをチームで話しており、そこは出来ていた。チームとして戦い続けて、ディフェンスで守り続けたことが、最終的に得点に繋がりトランジションで走ることが出来た。」
鶴巻啓太(茨城)
「昨日、スリーポイントでやられてしまったので、そこをしっかり押さえていこうというチームプランでやった。そこは1試合を通してよく出来たと思うし、後半自分たちのやりたいバスケットが出来ていたので、勝利に繋がったと思う。
昨日ゾーンディフェンスに苦しめられていた。今日は、外側で回すだけでなく中へのボールを一度挟むことで、ディフェンスを中に収縮させそこから外に展開することでずれを作るなど、修正出来ていた。
(復帰後最多の8得点だったが)今日に関しては、オフェンス面よりディフェンスがすごく良かった。16得点取られてしまったが、前半からフラストレーションをためるようなディフェンスが出来た。継続しきれなかったところはこれからの課題ではあるが、ディフェンスのところからスティールなどで良いオフェンスに繋がったので、これを継続していきたい。」
またこの日、茨城ロボッツは試合後にサードユニフォームのお披露目も行われた。
シティエディションユニフォームお披露目イベント
平尾充庸
このような素晴らしいユニフォームを着て、コートを駆け回ることが出来ることは嬉しく思います。必ず勝利を届けられるように一生懸命頑張りますので、みなさま応援よろしくお願いします。
山口颯斗
茨城ロボッツに来てから、初めての青と白以外のユニフォームなので、とてもワクワクしているし、今日の勢いで2連勝出来るようにしたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いします。