5/14(土) CS クォーターファイナル Game2 沖縄アリーナ
琉球 77-56 秋田
1Q 16-18
2Q 29-9
3Q 14-23
4Q 18-6
<琉球>
小野寺祥太 14得点
アレン・ダーラム 12得点
今村佳太 12得点
並里成 11得点
ジャック・クーリー 10得点
<秋田>
古川孝敏 15得点
ジョーダン・グリン 12得点
アレックス・デイビス 12得点
前日に琉球が勝利しての第2戦は、後がない秋田は負けられない熱い戦い、琉球はセミファイナルへ、大手をかけた戦い。
秋田は1Qからマックスで戦っていき、琉球をリードして1Qを終える。2Qに入って琉球のディフェンスがギアを上げていき秋田のインサイドやシューターをしっかり抑えていく展開にしてこのクォーター秋田を9点に封じ込めて、オフェンスが得意のアウトサイドが爆発する。小野寺がスリーポイントを3本9得点、岸本が2本6得点決めて前半を折り返す。
後半に入って、今シリーズに気持ちを乗せていってる秋田古川がハッスルする。スリーポイント含む7得点決めて、このクォーター琉球を圧倒してチームを押し上げて1桁得点差にする秋田の爆発力を見せた。それでも琉球は並里がドライブやシュートを入れて秋田の勢いを切っていく。
4Qではお互い拮抗する展開を見せて一桁得点になるが、琉球今村がスリーポイント2本、小野寺も5得点決めて、追い上げる秋田を一気に引き離して最後は77-56の得点差で琉球が勝利。
秋田は初のCSでの挑戦は終わった。試合後の会見での古川の熱い気持ちが表れた。そして琉球はセミファイナルにコマを進めた。
桶谷HC(琉球)
「昨日に比べてOFでゾーンを引かれたけど良いシュートを打てた。秋田のDFはガッツリでいつもターンオーバーが多くなる所、それが無く自分達のハードなDFで守れた。しっかり向き合って次節、どこのチームか分からないけど明確にしていかないといけない。」
小野寺祥太(琉球)
「今日はコートに立った瞬間からディフェンスにハードに行けてスティールも出来た。オフェンスはアグレッシブに行けと周りにも言われて点を取れて良かった。怪我人がいる中、タイムシェアもある所、チームで勝つ事が大事で、昨日は貢献出来なかったので今日はアグレッシブに出来て良かった。今後も空いたら打つという事、これがスタンダードになれば良いと思っています。最後、田口選手に頭グシャグシャにされて「おまえすげーなー」元チームの選手に言われたのは嬉しかったです。」
今村佳太(琉球)
「ディフェンスはCS始まって強度は増したと思っています。肝となるセミファイナル、シーズン中にやってきた事を40分間、自分達のバスケットが出来きれば勝てると思う。先ず1戦目が重要でアグレッシブさを出して状況判断よくしシュート決めていきたい。試合でもステップアップしてる選手たちがいる中で、チームでも自信に繋がっていると思う。誰か相手であっても今日みたいなディフェンス、オフェンスを表現出来ればと思う。」
前田HC(秋田)
「3Q選手たちがファイトしてくれた。琉球さんの勝負強さ、ひっくり返させない強さを肌で感じられた。今回の2戦が秋田の位置だと思います。選手たちは頑張ってくれた。ファンの皆様にも感謝してます。
秋田の人達はハピネッツを大切にしてくれて歴史がある中で育てられた。CSに出た事で、チーム、自分自身、優勝できる可能性に入った事、簡単ではないけど、小さなミスで負けるという経験ができた。個人的にはシーズン通して成長しないと行けないと思います。」
古川孝敏(秋田)
「チームとして初のCSで経験したことのない選手もいて、自分達も出来るんだという気持ち、アグレッシブに、失うものは無い。という事を皆んなに声をかけました。個人としては久しぶりのCSで、かなり気持ちは入っていて、このチームで勝ちたかったですが、もう一歩、ニ歩足りなかったと思います。」