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【Bリーグ】千葉Jは接戦も茨城に勝利して堂々の12連勝で前半リーグトップの26勝4敗で折り返す

【Bリーグ】千葉Jは接戦も茨城に勝利して堂々の12連勝で前半リーグトップの26勝4敗で折り返す

現在東地区の首位を走る千葉Jは12連勝がかかっているホームで水曜開催もチケット完売と負けられない一戦。一方、茨城ロボッツは群馬戦でも大勝したようにインサイド、アウトサイドと噛み合うと一気に爆発力あるゲームをするチーム、首位、千葉相手に挑む前半折り返しのゲームが注目になった。

1/18(水) 船橋アリーナ
千葉 100-91 茨城
1Q 23-19
2Q 20-23
3Q 23-16
4Q 34-33

<千葉>
#4 ヴィック・ロー 20得点 11Reb 6AST
#31 原修太 17得点(3P3/5)
#34 クリストファー・スミス 16得点 4AST
#2 富樫勇樹 15得点 6AST

<茨城>
#11 チェハーレス・タプスコット 21得点 8Reb 5AST
#21 エリック・ジェイコブセン 20得点
#13 中村功平 18得点 (3P5/7)

いつも会場を盛り上げるパフォーマー STAR JETS

ゲーム入りは、原のペイントアタックからムーニーがダンクと早い展開で得点する千葉。茨城は得点源のタプスコットが得点して入る。千葉Jは得意のピックからの展開をしてローがスペースあればそのまま得点と千葉らしいプレーを出し、茨城はタプスコットが確実に決めていく。積極的にお互いオフェンスして得点し合う1Qは23-19千葉リード。

2Qでもインサイド、アウトサイドと千葉は展開して得点していく。千葉は茨城に対して1対1のディフェンスをしっかり守り、インサイドではダブルチームでディフェンスをしていく。茨城はリバウンドでタプスコットが泥臭く頑張り、また3ポイントを決めて千葉に行った流れを引き戻す。ドライブからの得点が決まるようなり1点差まで追い上げる。前半終盤に千葉Jは西村からローへアリウープパスでダンク決めて魅せるが、すぐに茨城も返す強さを見せる。43-42千葉リードで前半折り返す。

後半は、点の取り合いになるか、ディフェンスで得点源を止めるかになるが、両チーム3ポイントから入る。ボールムーブが良ければインサイドにアタックして得点する千葉にしっかり対応する茨城は速い展開からすぐに得点。エドワーズ、ムーニー、ローのインサイドは強力でブレイクでも走って得点、スペース大きくとってダイブしてムーニーがダンク、エドワーズのブロックとで茨城のインサイドからの得点を阻止するが、タプスコット、中村が気を吐いて得点を上げ続けターンオーバーも誘発して得点して上回っていく展開にする。

最終クォーターでは茨城が中村などが得点して追い上げるが、富樫がスリーポイントを決めて流れを茨城に渡さない。原も今シーズン変わらず見せ続けているペイントアタックからフィニッシュまでしっかり決め切って得点していく。茨城はジェイコブセンのインサイドでの得点、田嶋のスティールから得点で再び1点差に詰め寄る。
ここから、富樫が連続して個人で打開して得点してリードを広げて、まさに勝負強いところを見せる。さらにスミスのスリーで一気に二桁得点差にする。茨城はここからこのゲーム何度もカムバックして4点差に追い上げて終盤に追い上げる。最後はアイソレーションからスミスが山口からバスカン取って勝負をつけた。お互いのオフェンス力を見せて100点ゲームになったが、アシストが32と千葉のボールが動いていたか、そして茨城はインサイドで34点だが、千葉は50点越えでインサイドを支配した。

 

試合後コメント

パトリックHC(千葉)
J: DF強度高く勝ち続た中で、今日の様に点を取られた時の大事なポイントを教えて下さい

「前半、後半のDFでいいリズムの時はボールを止めた。山口、タプスコット選手が3.4番で来る時にボールが止められなくて相手の簡単な得点になりました。前半でTOからは12点、OFリバウンドの得点が12点取られたので、そのパターンは修正しようと4Q集中して良くなりました。OFリバウンド、TOからのブレイクやられると相手に簡単に点を与えてしまった」

J: 後半に向けて選手起用など対応やポイントを教えて下さい

「難しい答えになりますが、バランスが大事で、週1回の試合だと練習で色んなテーマを取り組む事が出来るけど、今の時点ではローテーションなど深く出来てなく、今のチャレンジではタカハシ、アサト、ガクをどうやってゲームタイムを作ってローテーション、怪我しないように次の2/15FIBAゲームまでに、どうやってより良い、深いチームにどうやってコーチングするかが1番のテーマです」

 

原修太(千葉)

「バイウィーク明けでみんなでフレッシュに戦って4Qで離すべき所で全員が1つにまとまって離す事ができたのでこれからも勝負所でもDF、OFとしっかりやって勝っていきたいです。DFでは自分の仕事はタプスコット選手だったり得点源を止める事なので、マッチアップ任されたマークマンにはプライドもって守っているので要所で止める事が出来てよかったです。勝ち続けてホームに帰ってきたいです。
母校習志野高校の演奏を間近でチームメイトにも母校だよと話したら凄いねってなってハーフタイムでも聴いて懐かしい思いと後半頑張ろうと思いましたし光栄です」

 

グレスマンHC(茨城)

J:OFでの得点の入れ合いでインサイドでの得点が上がりましたがどこにポイントをおいてましたか

「OFでは色んなやり方を織り交ぜてやっていっている中でボール、人を動かす、side to sideでしっかり左右にボールを振る、オープンスリーがあれば打っていきたいですが、自分達としてはしっかりリングに向かってアタックする事をまずはやっていきたい。ペイントではコンスタントに35点は取りたい、今回は34点取れた。問題なのは相手に50点入れられた事。これを抑えないと難しい」

J:後半に向けてガードの多嶋選手、平尾選手、中村選手含めてどうゲームをメイクしていきますか

「この3人はもちろんクリエイト出来ますが、山口、タプスコットもクリエイトできる人間なので沢山クリエイト出来る選手がいます。ボール、人が動く事でDFをスクランブルシチュエーションに持っていく、メインの6人がここにアタックモードでやり続ける事をやってもらいたい」

 

中村功平 (茨城)

J:昨シーズンから自身のプレー、スタッツも上がってきて折り返し地点での思う事をお願いします

「今シーズンはスターターで出る事多くなって、プレータイムも伸びていてOFの部分では得意としているアウトサイドシュートは今シーズンタッチが良く、思いきり打てています。プレータイムが長い分DFではやられてしまう事があるので改善が必要です。
OFはコーチ陣からも自信をもってアグレッシブにと言われていて、去年怪我をした分、今シーズン勝負だと思ってのでこれからDFも頑張っていきたいです。攻守共にステップアップしていきたい」

 

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