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【Bリーグ】”BリーグがNBAに次ぐ世界2番目のリーグになる”いつ実現か聞く/島田チェアマン、インゴ・ヴァイスFIBA財務担当理事、渡邊信治JBA事務総長

【Bリーグ】”BリーグがNBAに次ぐ世界2番目のリーグになる”いつ実現か聞く/島田チェアマン、インゴ・ヴァイスFIBA財務担当理事、渡邊信治JBA事務総長

Bリーグの近未来像”BリーグがNBAに次ぐ世界で2番目のリーグになる” それはおよそいつ位なのかを御三方に聞けた。
島田慎二 B.LEAGUEチェアマン
インゴ・ヴァイス FIBA財務担当理事
渡邊信治 JBA事務総長

Bリーグは2月28日に2026年から新たなリーグ “B.LEGUE PREMIER” の概要を発表した。大きな話題になっているドラフト制度、サラリーキャップ(上限)、オンザコートフリーなどの導入が発表された。

参照:https://jbasket.jp/b-leag/41371.html

Bリーグが世界でNBAに次ぐ2番目のリーグになる
実際にクラブの売上高が平均1期20億円超えるとユーロリーグやCBAを上回り、事業面から見ても世界2位になっていくという事になる。認知度や実績から世界トップレベルの選手がBリーグに集まり、またBリーグからNBAを視野に入れる事も出来るようになる。NPB、日本プロ野球では活躍した選手はMLBで活躍する選手が沢山いる。日本の子供達にもBリーグで活躍出来れば世界で活躍する道がある事を見せていくことで更なるBリーグ、日本バスケットの発展、しいては、日本代表チームが世界と互角に戦う事の夢が現実に近くなっていく。
そのためにも制度設計には意見や賛否両論がたくさん出てくるが正解が先にあるわけではなく、進んでいって正解を作っていかないといけない。その事を含めて、島田チェアマン、インゴ・ヴァイスFIBA 財務担当理事、渡邊信治 JBA事務総長に聞けた。

J:Bリーグが世界で2番目のリーグになるのに規模感やどれくらいのスパンでお考えなのか教えて下さい

島田慎二 B.LEAGUEチェアマン
「これは将来構想の中でNBAに次いで世界第2位の定義は、クラブの事業規模の評価で勝とうという前提になっていたという事なんですね。そこを撤回して、名実共に競技力においても、人気、事業力と誰が見ても世界2位だよねという事に舵を切ったというのが去年でした。

今、リーグの事業規模はユーロリーグとCBAの次の4番目か5番目だったのですが、おそらく今年NBAに次いでリーグの事業規模が2位にいくと思われます。クラブの事業規模もおそらくユーロリーグと同じ事業規模の水準になると思われます。
入場者数のランキングなどはあまりデータがないのでわからないですが、入場者が入ってきているリーグになっているのは間違いないと思います。事業面では世界でトップレベルのリーグになりつつあると思ってます。
後は、代表の競技レベルが上がっていかないとダメだと思っているので、そこを今回の改革で2028-30年のタイミングにおいて、代表のランキングで示すのか、NBAの次にトップオブトップの選手が沢山いるリーグになるのか、評価は難しいですが、海外のリーグや関係者からも、総合的に2位だよねと言ってもらえるように作っていきたいと思ってます。」

 

J:Bリーグが世界で2番目のリーグになるのに規模感やどれくらいのスパンでお考えなのか教えて下さい

インゴ・ヴァイス FIBA財務担当理事

「スペイン、アフリカ、南米だろうとどこの国のリーグでも同じ事を聞かれます。自分達のリーグはNBAに次いで何番目のリーグなのか。FIBAではリーグの比較は大変難しい所ではあります。地域差や構造上の違いがあるので、一概には言えないのです。
私から言えることはFIBAの中でもBリーグというのは”灯台”の役割があります。国によってはBリーグを目標にしている所もあります。Bリーグが国内で他の競技と比較しても1番ベストなリーグであると言える発展をしていく必要があるし、そうすべきだと思っています。それがアジアでもベストなリーグになりアジア諸国でもBリーグのような発展をしていきたいと思われるリーグに成長してもらいたいと思ってます。

先週なんですが、ワールドカップ優勝した時のドイツ代表選手と話しをする機会がありました。彼と会ったのは空港でした。その時に3日後に僕は東京に行くんだと話したらその選手はこう話しました。

「いいな〜。日本の食事は美味しいし、機会があったら僕も日本のリーグでプレーしてみたいんだよね。」

今、日本にはドイツのコーチは2人いますし、そういう環境下でドイツの選手の中にはBリーグに対する認知が高まってきている事が伺えます。
ちなみに、僕と話をした選手は誰かというのは、ここでは伏せさせて下さい。」

 

J:Bリーグが世界で2番目のリーグになるのに規模感やどれくらいのスパンでお考えなのか教えて下さい

渡邊信治 JBA事務総長
「Bリーグは成長していると思いつつ、今回実感したのは、アジア予選で中国に88年ぶりに海外組がいない中で勝利し、Bリーグ選手中心としたチームで勝った事は大きい事だと思います。パリ五輪の出場権を獲得しましたが、次のロサンゼルス五輪、その先も続いていくので、やはりBリーグの選手で予選を戦っていかないといけません。島田さんはまだまだの評価もしましたが、当然上を目指さないと世界の壁は厚いです、それでも手応えを感じています。」

 

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