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【FIBA】大神雄子氏がFIBA殿堂入り/日本人としては3人目、選手としては佐古賢一氏に次ぐ2人目の偉業

【FIBA】大神雄子がFIBA殿堂入り/日本人としては3人目、選手としては佐古賢一氏に次ぐ2人目の偉業

現在トヨタ自動車アンテロープス大神雄子HCのFIBA殿堂入りが FIBAから発表された。

今回2023年のFIBA殿堂入りは、中国のレジェンド・ヤオ・ミン、ブラジルの象徴ウラミール・マルケスなどで、その中に日本人選手として大神雄子氏が選出された。

この殿堂入りの表彰は、FIBAワールドカップ2023メイン会場になるフィリピン・マニラで選手10名、コーチ2名の12名が8月23日の夜セレモニーの中で行われる予定。

大神雄子氏 コメント
「FIBAより殿堂入りのご連絡をいただきました。大きな驚きとともに大変うれしく思います。
あらためて振り返ると、本当に長い期間、代表選手として活動させていただいたのだなぁと感謝の気持ちで いっぱいです。
小学生でバスケットボールを始めて以来、たくさんのコーチの下で指導を受け、また、所属チームのご理解・ご協力で代表にも送り出していただき、そして共に戦ったチームや代表の仲間たちのおかげで今の自分があります。関わってくださった皆様、いつも大きな声援を送ってくれる家族、そして皆様に改めてお礼を申し上げます。
私はいま指導者の道を歩んでいますが、私の経験が少しでも皆さんのお役にたてるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。引き続きご指導のほどよろしくお願い致します。そして日本のバスケットボール界へのご声援をよろしくお願いいたします。
バスケで日本を元気に! ありがとうございました」

 

日本人としては3人目、選手としては佐古賢一氏に次ぐ2人目の偉業になる。
参照:佐古賢一氏FIBA殿堂入り

【FIBA】ミスターバスケットボール佐古賢一がFIBA殿堂入り「佐古はボールを手にしたときにいつも何かを起こした選手だった」とFIBA発表

 

FIBA Hall of Fame
2023年構成する殿堂入りする方々

選手
アマヤ・バルデモーロ(スペイン)
大神雄子(日本)
ペニー・テイラー(オーストラリア)
カトリーナ・マクレーン(アメリカ)
ウラミール・マルケス(ブラジル)
ヤオ・ミン(中国)
リエム・ティジエン・シオン/ソニー・ヘンドラワン(インドネシア)
アンジェロ・モンテイロ・ドス・サントス・ヴィクトリアーノ(アンゴラ)
カルロス・ロイザガ(フィリピン、死去)
ズラブ・サカンデリゼ(グルジア、死去)

コーチ陣
ヴァレリー・ガルニエ(フランス)
アレッサンドロ・ガンバ(イタリア)

中国のヤオ・ミンとブラジルのウラミール・マルケス凄く人気があり、特にヤオ・ミンは2006年のFIBAワールドカップでは得点王に輝いた。また、NBAのドラフトでは、外国人選手として初めて全体1位で指名され、歴史に名を残すことになった。その後、NBAオールスターに8回出場し、NBAの世界的な顔となった。

マルケスは、1959年と1963年のFIBAワールドカップ優勝、1954年と1970年の2つの銀メダルに貢献し、史上最高のブラジル人の一人として知られる。また、1960年と1964年の2度のオリンピック銀メダルも獲得している。

一方、女子選手ではオリンピック選手で、FIBA女子ワールドカップの優勝経験もあるペニー・テイラー、攻撃的な才能とクラッチ能力は、2006年にオーストラリアを初の金メダルに導き、MVPに輝いた。さらに、オリンピックでは2つの銀メダル、ワールドカップでは2つの銅メダルを獲得した。

 

大神雄子キャリア

山形県山形市出身 PG 170cm
◉うめばちミニバス
◉山形第一中
◉名古屋短大付高 (現・桜花学園高)
インターハイ、国体、ウィンターカップ3冠達成、7回全国タイトル獲得

◉2001-2013 ジャパンエナジー・JOMO サンフラワーズ (現・ENEOS サンフラワーズ)
Wリーグ9回優勝、皇后杯7回優勝
プレーオフMVP 2回
シーズンMVP 1回
シーズンベスト5 6回
アシスト王 4回
スティール王 1回
皇后杯ベスト5 8回(8年連続)

日本人女性初プロ契約
WNBAフェニックス・マーキュリーと契約、2人目(1人目は萩原美樹子氏)のWNBA選手となり、23試合に出場。

◉2013-2014 山西興瑞
中国リーグに挑戦、全22試合出場し、1試合平均33分出場、平均8.2得点、3.5リバウンド、4.4アシスト。リーグ変更により外国人枠撤廃し無所属となる。

◉2015-2018 トヨタ自動車 アンテロープス
現役引退後、トヨタ自動車でコーチに就任、協会アンバサダー就任、3×3女子日本代表コーチ就任。
◉2022-トヨタ自動車アンテロープスHCに就任
Wリーグ準優勝でシーズン終了

◉日本代表🇯🇵
2001年 ジュニア世界選手権
2004年 アジア選手権
2004年 アテネオリンピック
2006年 アジア競技会 銅メダル
2007年 アジア選手権 銅メダル
2009年 アジア選手権 銅メダル
2010年 ワールドカップ(世界選手権) 10位
平均19.1得点で大会得点王に輝く
アジア大会 銅メダル
2011年 アジア選手権 銅メダル 大会ベスト5
2013年 アジア選手権 優勝(43年ぶり)
2014年 ワールドカップ(世界選手権)

 

過去2人日本人FIBA殿堂入り
2007年 植田義巳氏 (貢献者枠/日本人初)
当時、日本バスケットボール協会常任顧問。元国際担当。元 FIBA委員 (1959~1989)。アジアバスケットボール連盟 (現・FIBAアジア) の設立等に関わった。

2021年 佐古賢一氏 ミスターバスケットボール
(選手枠/2020年度受賞者として)
元男子日本代表選手、元男子日本代表チーム コーチほか。
1995年ユニバーシアード福岡大会に日本代表として出場し準優勝。97 年にはアジア選手権大会で準優勝し、男子日本代表チームとして31年ぶりのFIBA世界選手権大会 (現・FIBA ワールドカップ) 出場権を獲得
1998年 FIBA世界選手権大会出場(14位)など、日本の司令塔として長く活躍した。

 

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