ウィンターカップ

【ウインターカップ2023】男子優勝🏆福岡第一 4年ぶりの福岡対決で雪辱を果たし5回目の優勝に輝く/井手口コーチ、崎濱秀斗、片峯コーチ、渡邉伶音試合後🎙️

【ウインターカップ2023】男子優勝🏆福岡第一 4年ぶりの福岡対決で雪辱を果たし5回目の優勝に輝く/井手口コーチ、崎濱秀斗、片峯コーチ、渡邉伶音試合後🎙️

12/29(FRI)東京体育館
福岡大学附属大濠 53-63 福岡第一
1Q 9-16
2Q 5-22
3Q 15-14
4Q 24-11

<福岡第一>
#17 崎濱秀斗 18得点 7Reb 4AST 2STL
#41 森田空翔 14得点 5Reb 5STL 3BLK
#76 山口瑛司 10得点 5Reb 6AST
#1 世戸陸翔 8得点 6Reb 2STL

<福大大濠>
#4 三輪大和 12得点 5Reb
#8 渡邉伶音 11得点 9Reb 3BLK
#13 湧川裕斗 7得点 2AST

インサイドにアタックして得点する福岡第一、大濠は少し硬い動きが見える中で、崎濱のタフショットのスリーポイントが飛び出して9-0のランになる。大濠はここから中々決まらない時間が続くが、なんとかアウトサイドから決めて追い上げる。渡邉はシェッハに何度もアタックしても決まらなかったが、勝負強さを見せてバスカンを取ってなんとか喰らいついていく。前半は重い展開で進むが、ディフェンスから作り崎濱のスリーポイントも出て一気に大量リードして38-14で折り返す。

後半は速い展開で進み大濠も湧川、高田が決め始めて勢いに乗っていきたい所を福岡第一は森田がスリーポイント含めて得点して返してチームを鼓舞して流れを相手に渡さない。
なんとか立て直したい大濠へのディフェンスの強度が上がりターンオーバーも誘発させて得点を重ねる福岡第一。福大大濠もアウトサイドから決まり追い上げて最後クラッチタイムに入っていく。崎濱、山口がその追い上げを切る形で得点してリードを広げてリードをしっかり守り、勝利を手繰り寄せ勝利して昨年の雪辱を果たして5回目の優勝に輝く。

 

男子ベスト5
世戸陸翔(福岡第一3年)
崎濱秀斗(福岡第一3年)
山口瑛司(福岡第一3年)
渡邉伶音(福岡大学附属大濠2年)
広瀬孝一(福岡大学附属大濠3年)

 

 

試合後🎙

井手口孝コーチ(福岡第一)

「県大会負けた事で予選から厳しい組み合わせになりまして、正直言っていつ負けるのかなと思いながらの大会でした。今までの中でもこういう様な気持ちで臨んだのは初めてでした。森田、崎濱、アピア、ディアロ4人が大きな手術をする怪我をして、ほぼ全員が揃ったのが12月のはじめで、ほぼ2週間でこのチームを作って、最後この大会を迎えられたという事はチームにとっては凄く大きな力になりました。」

J:今年入って今大会までどこが1番強くなったかを教えて下さい

「やっぱり崎濱が帰ってきてからでしょうね。顔つきが変わってね。どうしたのかなって思ったら、河村と“なんか話”をして男になって帰ってきました。それからですね。」

試合について
「前半に点差が離れてしまうと、いかに前半の貯金を食い潰して終わるか、あれだけやってるので最後に足にも来てましたが時間を見てなんとか逃げ切れる事が出来ました。応援はいつも費用の事もあって準々決勝から来るんですけど、今回1回戦が明成という事もあって、インターハイも準々決勝からだったし、最初から全員連れていきたいと思って今回は1回戦から全員で来ました。改めてチームで戦う事が大切だと感じました。」

「去年は“赤いきつね”が優勝したから、今年は“緑のたぬき”ですね」

 

崎濱秀斗 (福岡第一)

「今大会を通して1回戦から非常にタフなゲームだったんですけど1回戦毎にチーム力が向上して、自分個人としても2ヶ月チームから離脱してしまってアジャスト出来るかと不安でしたが、チームメイトの声掛けやチームメイトの声援があって、最後チームがこうやって優勝出来たと思います。115人というメンバーの力が優勝出来たと思います。今回はチーム力で勝った試合だっとと思います。

今回の優勝は、正直自分でも驚いていて優勝という実感はまだないです。本当に自分の力だけでなく、チーム115人がお互いを信じてチームメイトの思いを背負っている分、それを上手くコートで表現出来ての結果だと思います。

アメリカに行くのは4月を予定していて、渡邊雄太選手と同じプレップスクールに行きます。ここから1年間目指してやっていこうと思ってます。まずNCAA1部でプレーする事が目標です。」

 

片峯聡太 コーチ(福大大濠)

J:ロースコアではどんな戦い方を理想としてましたか

「ロースコアだからこそディフェンスで相手の得意なプレーを絶対にやらせないでい続ける事が絶対必要な事ですね。

うちが得点する力がなかったり、確率が低い中で相手に得意な事やイージーな事をやらせているとゲームが落ちてしまいます。あるいはリバウンドですね。オフェンスリバウンドをロースコアで相手に取られてしまうと、僕らの攻撃回数が減って向こうの攻撃回数が増えてしまう事になるのでゲームは難しくなってしまう。そういった意味で今日はターンオーバーがうちが多い訳ではないですし、リバウンドも取り負けてる訳ではなんです。

オフェンスリバウンドでうちは20本、相手は8本で負けている訳ではないけれどもイージーやレイアップやられてるとか、ピック&ロールのコミュニケーションミスで崎濱選手、山口選手にやられてしまう事があったのでそういう所を徹底して止めないといけなかったなと思います。ロースコアを制するにはこういった所が必要ですね。」

 

J:選手が毎年変わっていく中、組み立てていく上で大切にしているポイントを教えて下さい

「預かっている選手達の能力だったり、特性を最大限活かす事。これはもう指導者の務めだと思いますし、大濠で止まるような子じゃない、川島のような選手もそうですけど、可能性を絶対摘んだりせずに、彼らのそれぞれの目標だったりに、しっかりと向かっていけるように自分達が提供してあげる事が私の指導の中で大事にしている事です。そして能力が上がり、特性がどんどん良くなる選手達を最後にひとまとめするのが最終的な私の仕事だと思うので、選手を絶対に”お前はこれくらいだ” “これだけやっておけ”という事には絶対にしたくないと思ってます。」

J:新チームは1月早々ですか

「そうですね。1月3日からですね。また頑張ります。」

 

渡邉伶音 (福大大濠2年)

J:ファイナル終わって今、何を感じたか教えて下さい

「本当に悔しいの一言に尽きます、、、」

J:チームを牽引する事やリーダーシップについてどんな思いがあるか教えて下さい

「自分がコートでチームを引っ張る事は今シーズン意識してやってきました。その中で3年生が特に、特に、今日の試合の終盤に自分達のプレーにいかに声を出して引っ張ってくれていたかのかを最後実感しました。」

J:その思いが来年続きますがどう繋げてるいきますか

「今年は下級生が出る試合が多くありました。その選手達は来年は得点やプレー、それ以外でも引っ張らないといけないし、今年の3年生17人が本当に練習、プレー面以外でも引っ張ってくれていたので、自分達でも本当に継承出来るようにしたいです。1月3日から新チームでの練習が始まるのでそこから夏冬どちらも目指して頑張りたいと思います。」

J:自身のプレーで今大会どんな事が収穫でしたか

「留学生相手にもポストプレーをやる事は今大会通じて多く出来た事が良かったです。ここからもっと磨いてやっていきたいと思います。」

 

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