どちらも競合チームの戦いは注目カード
激しいディフェンスからどこからでも得点できる富樫勇樹、原修太、西村文男、金近廉も勝利に貢献
第8節 11月9日 @Lala Arena Tokyo-BAY
千葉J 99-72 名古屋D
1Q 34-16
2Q 22-15
3Q 25-25
4Q 18-16
<千葉J>
#33 ジョン・ムーニー 20得点 11Reb
#34 クリストファー・スミス 17得点 6AST
#3 小川麻斗 12得点 5Reb 3AST
#10 ディー・ジェイ・ホグ 10得点 12Reb 4AST
千葉はピック&ロールからペイントにしっかりアタックして、ブレイクでも走るムーニーが得点して流れを作り10-3といい入りをする。名古屋Dはタイムアウト取ってゲームを立て直したいが、千葉が得点を重なる。インサイドでもムーニーとホグがリバウンドでハッスルして支配して、対する名古屋Dはターンオーバーがタイミング悪く出て流れを変えられず千葉に圧倒される。そんな中で、名古屋Dはけがで欠場中だった今村がコートに復帰して、今シーズン初の名古屋Dのユニーフォームで登場した。34-16で1Q終える。千葉のディフェンスに翻弄されてなかなかリズムを掴めなかったが、中東のスリーポイントもあって戻したいが、千葉のオフェンスが1Qで34点と爆発した。
2Q名古屋Dは今村も頭から入り、ボールを回してアタックしていくがなかなか千葉のディフェンスを崩せない。小川、スミスでブレイクを出して点差をどんどん広げていき、前半で最大27点差まで広げ56-31千葉リードで折り返す。
後半に入っても追い上げ体制に入る名古屋Dをしっかり抑える。千葉はリバウンド、スティールやターンオーバーからの得点、セカンドチャンスポイントも名古屋Dを圧倒した。名古屋Dは今村も後半もコートに入り、シュートが決まり始めて流れを掴んで徐々に点差を詰めていくが、千葉はディフェンスで富樫、ブレイクで小川が走り追い上げた名古屋Dをまた引き離す。最終クォーターでの千葉リードは固く名古屋は追いつけずに千葉が勝利した。
グリーソンHC(千葉J)
「全試合で今日のようにできればいいなと思うような、素晴らしいスタートを切れたと思います。ディフェンスにしっかり集中してトーンセットをすることができたので、本当に良い内容でした。そのまま試合を通してそれができたのも、ベンチメンバーが質の高いプレーをしてくれたおかげだと思っていますし、試合終盤で明日に向けて選手を休ませることもできたので、総じてとてもいい試合ができたと思います」。
小川麻斗(千葉J)
「今日の試合はチーム全員が出だしからアグレッシブにディフェンスとかリバウンドとか、そういう細かいところをやれたのが良かったなと思います。相手がリバウンドを結構取ってくるチームだと試合前に話していたので、全員でリバウンドを取りにいけたのが良い結果に繋がったと思います」。
菅野ブルース(千葉J)
アメリカから帰ってきて遂にBリーグに初登場🔥将来の日本代表として大きな期待が寄せられている
J:アメリカから戻り、ラドフォード大の山﨑一渉選手からブルース選手と非常に仲がいいと聞いています。2人の関係、千葉ジェッツ、日本代表🇯🇵への想いを教えてください
また、菅野ブルースは将来どんな選手になりたいかについては、今のポジションは2.3番をやっているが、将来的には1番で日の丸🇯🇵を背負えるポイントガードをやっていきたいと話し、スキルや経験を積んで鍛えていきたいと話した。最高の言葉を聞くことができた。
また、山﨑一渉と菅野ブルースの高校同級生の2人が共に日本代表🇯🇵でプレーすることは大きな期待となっている💫
<キャリア>
SG/ 200cm/ ステッソン大学/ 2003年5月6日生まれ/21歳/ 岩手県出身
2020‐2022 仙台大学附属明成高校
2022-2023 Ellsworth Community College
2023-2024 Stetson University
2024‐ 千葉ジェッツ
日本代表🇯🇵
2019 U16日本代表
2021 U19日本代表 (FIBA U19 バスケットボール ワールドカップ2021)
ショーン・デニスHC(名古屋D)
「千葉さんは素晴らしかったと思います。Bリーグでトップを争えるチームだと感じています。インテンシティや細かいところへの拘り、徹底したオフェンスとディフェンスが出来ていました。しかし我々は、そこが出来ていませんでした。厳しい現実を見た感じがしています。ドルフィンズで3年間積み上げてきたポゼッションゲームにプライドを持っていますが、それができていない状況が続いています。
明日まであまり時間がないですが、14時までにチームで修正していくしかないと思っています。
1番やらなければならないのはDFで邪魔すること、今節より今村選手が戻ってきた中、しっかりと彼をチームへ溶け込ませ、皆さんの期待するバスケットを形にできるようにしていきたいと思っています」。
今村佳太(名古屋D)
今シーズン怪我から復帰して初登場
J:お帰りなさい。今シーズン厳しいスタートの名古屋Dでここからどうチームを合わせて、引っ張って行きますか
また、今村はこの試合で今シーズン復帰試合となり、「この舞台に戻ってくる事ができて嬉しく思います。早い復帰ができるように尽力してくださった、中日病院の中尾先生をはじめとする皆さま、スタッフ、関係者の皆さまへの感謝を忘れずに、今シーズンも頑張っていきたいと思っています」。と話し、Game2は「バイウィーク前の最後の試合なので、顔を落とさずに、もう一度自分たちのバスケットボールを思い出して戦っていきたいと思っています」。と熱い想いも話してくれた。