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【りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25 】セミファイナル初戦は三遠がホームで琉球を撃破/クラッチタイムまで怒涛の大接戦の末に三遠がGAME1を制す

【りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25 】セミファイナル初戦は三遠がホームで琉球を撃破/クラッチタイムまで怒涛の大接戦の末に三遠がGAME1を制す

CSセミファイナル
GAME1
5/17(SAT)浜松アリーナ
三遠 87-85 琉球

1Q 24-22
2Q 20-23
3Q 29-17
4Q 14-23

セミファイナル初戦は三遠がホームで琉球を撃破。
クォーターファイナル群馬を破って迎えたこのゲームも
柏木がスターター出場

柏木の2分の攻防でディフェンス2つ、オフェンスリバウンドとチームを鼓舞していく三遠。メイテン、吉井、ヌワバ、ダジンスキーが2桁得点を挙げる、佐々木、大浦、根本がアシストでゲームを作る。ベテラン柏木が前後半スターターでディフェンスの強度を上げ勝利に貢献する。

琉球もミスマッチをついていくが、シュートが決まらず、三遠が琉球のスリービッグに対してペイントアタックして得点していく。三遠の激しいプレッシャーは琉球にきいて、根本が伊藤からスティールしてヌワバがダンクでリードを広げる。三遠の的を絞ったディフェンスが狙い通りになる。琉球のディフェンスの強度が一段上がる。その流れから荒川が3ポイントを決め切る。リードを広げる三遠にオフェンスリバウンドの強さも見せて琉球がしっかりとついていく。三遠はアウトサイドから大浦が決めると、アルマが決め返す、そしてダジンスキーが入れ返すなど、一進一退の熱い展開になり45-44琉球1点リードで折り返す。

後半は吉井がいい入りをする。三遠はペイントアタックから、アウトサイドからと得点してリードを2桁得点差にまでする。琉球も伊藤が得点を繋いでいき、73-62三遠が逆転して最終へ。4Q、最終に入ると琉球が力を見せて一気に2点差に追い上げてて、脇が牽引して、インサイドで遂に同点にする。CSでは、レギュラーシーズンよりも、一段階バードな試合になるなか、メイテンと大倉がコートに戻れず、三遠はリズムを掴む前に琉球がカーク、クーリーのインサイドでの力を見せていく。ペイントを使うか勝負どころになる。だが、三遠が底力を見せて2点リードで残り2分から、大事な場面で吉井とヌワバのスリーポイントを決め切り勝負を決めた。

 

CSセミファイナルGAME1試合後コメント

大野篤史HC(三遠)試合後Jbasketインタビュー🎙️

J:今日も試合の内容入りから柏木選手含め、根本選手、佐々木選手とディフェンスから本当にいい影響を与えていたと思います

「そうだね。ゲームのスタートに関してはバックコートからプレッシャーをかけ相手のエントリーを上手くさせない所をしっかり大きく(根本)も隆盛もやってくれと思います。ただ、ちょっと後半怪我人が出てローテーションが回らなくなって、そこが少し出来なくなってしまったので、明日考えなければいけません。リバウンドして、自分達のはかでも計画を立てると体力が、後半は休んでしまったので、そこをしっかり40分間11継続してやっていきたいと思います。」

J:明日もありますが、今日まずGAME1を勝ち切った事に対して、明日の展望とか希望とか教えてください。

「色々、ローテーションも変わってくると思うけど、自分たちは今まで積み上げてきたもので、この試合で一応伝えた事は、その“1つ1つの継続”を40分間やり続ける。で、自分達のために、うまくいかない時間帯だったり、予期せぬ事態が起きた瞬間、その間に重点を置かずに、自分達の方が琉球より積み重ねる量を多くしている。そこをしっかり、明日も選手もスタッフもやっていきたいと思ってます」

 

柏木真介(三遠)試合後Jbasketインタビュー動画

柏木真介(三遠) CSセミファイナルGAME1勝利後Jbasketインタビュー🎥

柏木真介は今シーズンで引退を発表している。数多くの日本一のタイトルを獲得して、日本バスケット界に燦然と輝く結果を残し、日本が誇る歴代の名ポイントガードなのだ。クォーターファイナルに続き、セミファイナルの琉球戦でもスターターに起用されて、ゲーム入りの激しいディフェンスやトーンセットを大野篤史HCに任されてこの試合も役割を全うして勝利に貢献した。

試合後に、柏木真介選手にJbasketインタビューする時に吉井裕鷹選手と讃えあうシーンは格別のシーンだった。(動画冒頭部分)

Jbasketインタビュー
今日の率直な勝利への感想、役割、勝つ事、GAME2へ向けて応えてくれた。

 

 

吉井裕鷹 (三遠)コメント

 

「僅差ではありましたけど、2点差で勝てたタフな試合でした。僕の目標みたいなところはまた別にあったりするんで、こういう試合を勝ち切れるっていうのは嬉しいことです。とりあえず優勝に向かって、1試合1試合、勝っていきたいなっていう感じです」。

ファンの方々へも盛り上げる様なジェスチャーもされてましたけど、その辺の気持ちは

「シンプルにこう、いい流れを作れたと自分で思っていたので、その流れをいいものにできるように、少しばかりファンの方たちを煽るんじゃないですけど、ちょっと刺激するようなことは選手としてしても、いいのかなっていう。それが、これまで僕たちがレギュラーシーズン必死に戦い抜いてきた、ホームコートアドバンテージだと僕は思ってるんで、やっぱり大事なことなんじゃないかなっていう。僕たちの力だけではやっぱり勝てないので(ファン、ブースターの声援)全体でいい試合ができると思ってます」。

 

桶谷大HC(琉球)コメント

「1Qと3Qの立ち上がりにおいて、クオリティショットがあまり打てなくなってしまった。入りのところですかね。ボール運びもちょっとしんどくなって、そこで流れを掴まれた所かなって思います。その流れがなかなか無い状態で4Qでそのプレッシャーをかけて自分達のプレイができるようになってきて、そこから、相手も疲れてたと思うんですけどゲームをやっと作れたかなっていう。4Qは自分たちのバスケットが出来たんじゃないかなって思います。今日は負けましたが、次に繋がるバスケットが出来たなっていう風に思っています。あの4Qでやれた事があるかないかで全然、明日の試合が違うと思うので、そこの部分はゲームの中で修正が出来たので良かったかなと思います。

ただ、三遠さんも凄くいいバスケットしてて、ターンオーバー5個は、なかなかこういうゲームではないと思うので。後、フリースローがワーストチームで、その24チーム中24位のチームが80パーセント決めてくるっていうところもね、本当に集中してやられてたんで、今日は三遠さんに拍手を送りたいなと思ってます。以上です。ありがとうございます」。

 

脇真大(琉球)コメント

「大事な初戦を落としてしまったっていうのは痛いですけど、もう切り替えて、明日またすぐに待っているので、しっかり明日もやっていきたいです。今日の総括といえば、やっぱりもう少しアグレッシブに、リバウンドだったりルーズボールだったりができたと思うので、明日はそこを修正して、はい、しっかり勝利を取りたいと思います」。

 

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Jbasketライター

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