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【Bリーグ】キャプテン ザック・バランスキー(アルバルク東京)が語る、新シーズンへの覚悟/Jbasketインタビュー🎙️

【Bリーグ】キャプテン ザック・バランスキー(アルバルク東京)が語る、新シーズンへの覚悟/Jbasketインタビュー🎙️

アルバルク東京のキャプテンとして新シーズンを迎えるザック・バランスキー。
海外チームとの激しい戦い、スモールラインナップでの挑戦、そしてキャプテンとしての責任。その一つひとつを前向きに受け止めながら、ファンに「やっぱりアルバルクを応援していてよかった」と思わせる戦いを誓った。

本当に新シーズンが楽しみでしかない。
あの雰囲気でやるのは最高に気持ちいい。

Jbasketインタビュー

J:今日のなかなかないメンバーでの戦いでした

ザック:
「なかなかないメンバーですね。でも置かれた状況は仕方ないですし、やっぱり怪我もバスケにつきものなので、みんなでそこにフォーカスせず、今いるメンバーでやれることをやろうという話はしていました。逆に得るものしかないのかなと、みんなポジティブに捉えていました。
僕と周人(安藤)が4番(ポジション)、翔平(菊池)が5番と、普段なかなかやることのないポジションを任されたりしましたけど、新しい刺激として楽しんでやれたと思っています。」

J:ザック選手が対海外チームとの試合はファンもエキサイトしますが、自身はこの試合をどう捉えていましたか

ザック:
「本当に素晴らしい機会だと思っていましたし、相手の運動能力や1on1のスキルは自分にとっても刺激であり、成長できるチャンスだと思っています。
ただ、Bリーグのレベルも確実に上がってきているので、特別に緊張や怖さはなく、“どこまでやれるか”を楽しみにしていました。結果として勝ち切れた試合だったかもしれませんが、個人としてもチームとしても非常に良い経験になりました。」

 

J:毎試合、全力で戦う姿勢が印象的です。どのように準備し、気持ちを整えているのですか

ザック:
「僕はあまり深く考えず、どんな相手でも気持ちは変わりません。常に自分のペースを保ち、集中してやるべきことをやれば通用できると思っています。
ただ、今日は2.26mの選手相手にレイアップを決めきれなかったのは悔しかったです。1本は決めたかったですね。」

J:スモールラインナップの中で、安藤選手の決め切る力をどう感じましたか

ザック:
「本当に一昨日ぐらいに決まったことだったので、周人も『俺、何をしたらいいの?』という感じで始まったんです。でも今のバスケットはストレッチ・フォーが主流なので、周人には3ポイントやドライブで活かせる部分があると話していました。
彼は考え込みやすいタイプですが、『深く考えずに自分らしくやれば大丈夫』と伝えていました。実際に4番ポジションからハイポストに入ったり、最後はコーナーで3ポイントを決めたりと、自分の良さをしっかり出していたので、全く心配はなかったですね。」

J:新シーズンに向けての闘志や想いを教えてください

ザック:
「いつどんな状況でも、チームが自分に求める役割を全うしたいと思っています。キャプテンとして言葉で引っ張るタイプではないので、行動で示せればと考えています。
今日のようにメンバーが欠ける状況でも、やっぱりお客さんがいてこそのプロスポーツです。『見に来てよかった』『アルバルクが好きだ』と思ってもらえるチームを作りたい。
全員が常に一丸となって戦えるチームを築き、それが最後に良い結果につながると思うので、深く考えすぎずに自分らしくやっていきたいです。」

 

今シーズンへ
ザック・バランスキーは「言葉よりも行動でチームを引っ張る」と誓った。
置かれた状況を恐れず、仲間と共に前を向き、自らも進化し続ける姿はまさにキャプテンの証。ファンの声援を力に変え、どんな試合でも魂を込めて戦い抜く。

アルバルク東京の頂点を目指す戦いは、もう始まっている。キャプテンであるザック・バランスキーの覚悟が、その道を切り拓き、今シーズンのアルバルクをさらに熱く燃え上がらせるだろう。

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Jbasketライター

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