[Wリーグ]トヨタ自動車アンテロープスがENEOSを破りWリーグ、ファイナル2連勝で初制覇、エブリン「お待たせしました!!」
トヨタ自動車が優勝大手を掛けた大事な一戦。
ENEOS 60-70 とトヨタ自動車
1Q 15-19
2Q 14-14
3Q 9-20
4Q 22-17
国立代々木第二体育館
ゲーム開始、トヨタ長岡が2本のスリーポイントを決めスタートする、三好もスリーポイントを決め、2:50で10-0とトヨタが、昨日と同じ流れでリズムを作っていく。ENEOSはハーフコートオフェンスでしっかり2対2を作ってインサイドにアタックしていく。1Qから昨日と違いENEOS宮澤がスターターで落ち着いてコートのバランスがいい。
トヨタはENEOSに追いつかれそうになると、山本、安間のガード陣がいいタイミングでドライブして得点する。ENEOSはディフェンスをハードに続けて、藤本がターンオーバーを誘い速攻で1点差にして中田の落ち着いたコーナーからドライブしてレイアップで決めて逆転する。このシリーズ初のENEOSリードする。
後半に入ってトヨタはエブリンがこの日ドライブからバスカンで初得点して勢いが出てくる。
ENEOSはアウトサイドからのシュートが決まらず、トヨタはピック&ロールから#28シラがドライブからレイアップで決める。3Q終わって15点差をつけてトヨタがリード、リバウンドをENEOSより圧倒的に取っているトヨタは特にオフェンスリバウンドも取り安定していた。
ENEOSも追い上げようとするがトヨタは全くスピードも落ちずそのまま試合終了で70-60でトヨタがWリーグ初制覇をした。
《プレーオフ・アウォード表彰者》
プレーオフMVP
安間 志織(トヨタ自動車#15初)
プレーオフベスト5
馬瓜エブリン(トヨタ自動車#0)
長岡萌映子(トヨタ自動車#2)
安間 志織(トヨタ自動車#15
岡本彩也花(ENEOS#11)
宮崎 早織(ENEOS#32)
ルーカス・モンデーロ(トヨタ)
よく戦えた。スターターはリーグのトップチームだと思う。チームとしても団結して凄く良かった。どのチームもスピード、トランジッションでボールを止めないといけないので選手全員いつ出てもいい準備をしてきた。
馬瓜エブリン(トヨタ)
皇后杯からみんなで学んできた。今年こそ歴史を変えようととやってきた。優勝出来てよかった。今年1年間はメンタルの安定を意識してやってきた。
長岡 萌映子(トヨタ)
苦しい戦いを、勝ちにつなげられたことは自信、経験にもなった。これから頑張る糧になる。
河村美幸(トヨタ)
練習から切磋琢磨してやって来た。追い上げられてもみんなで声かけあって出来たことが優勝出来たと思う。
安間志織(トヨタ)
皇后杯後は団結して、全員で今頑張ろうと声をかけて来た。本当に嬉しいです。皇后杯からは最後まで早いバスケットが出来る様に意識した。
三好南穂(トヨタ)
プレーオフで苦しい時間帯があったが逃げないで前を向いて攻め続けたのがよかった。気持ちの持っていき方が変わった。みんなで話し合って修正した3ヶ月だった。
梅嵜 英毅HC(ENEOS)
12年間の優勝が途切れてしまって言葉にならない、こんなに悔しい思いをするんだと感じてます。選手は最後まで戦い抜いてくれた。今までとは違う事に選手は対応してくれた。選手を酷使させすぎてしまった。最高のパフォーマンスをさせてあげられなかった。しっかり反省して頑張っていきたい。来シーズンは全員が戻ってきてやっていきたい。
宮崎早織(ENEOS)
正直悔しい。私がPGで優勝出来なかった。トヨタのディフェンスがよかった。みんなを代表してコートに立っているので不甲斐なかった。シーズン通して成長できたと思う。来シーズンに向けて頑張りたい。
岡本彩也花(ENEOS)
トヨタの気持ちが上回った結果だと思う。我々もやったけど、怪我人がたくさんいる中でまだまだ強くなると思えた。勝つことの難しさ、連覇することの難しさを分かった。悔しいけど強くなるとポジティブに思いたい。