皇后杯

【皇后杯】準々決勝①トヨタ自動車がロースコアを勝ち切り準決勝へ進出/川井麻衣15得点チームハイの貢献

【皇后杯】準々決勝①トヨタ自動車がロースコアを勝ち切り準決勝へ進出/川井麻衣15得点チームハイの貢献

いよいよ第89回皇后杯、全日本バスケットボール選手権大会の準々決勝が始まった。14日は2ゲーム、15日2ゲーム、17日準決勝、18日決勝戦が行われる。

ファイナルラウンド
準々決勝①
12/14(水)
トヨタ自動車 56-51 トヨタ紡織
1Q 17-19
2Q 13-13
3Q 10-7
4Q 16-12

<トヨタ自動車>
#4 川井麻衣 15得点(FG6/6 FT3/4)
#3 馬瓜ステファニー 11得点 9Reb
#28 シラ ソハナ ファトー ジャ10得点

<トヨタ紡織>
#8 東藤なな子 21得点
#18 伊波美空 13得点

試合は東藤のドライブから、川井が得点で入る。この試合通して東藤の積極的なペイントへのアタックがトヨタ紡織を牽引した。そのトヨタ紡織はダブルチームでディフェンスを仕掛けていき、オフェンスではボールムープよく展開して河村がインサイトから決めれば梅澤も決めていく。リバウンドもみんなでハッスルしていくトヨタ紡織はシュートが決まってはいかないが、ディフェンスからオフェンスといいムーブをしていく。シラ ソハナ ファトー ジャの3連続得点するも東藤がスリーポイントを決めてリズムをトヨタ紡織が掴んでいき19-17リードの1Qにする。

トヨタ紡織は東藤がフリーをしっかり作ってアウトサイドから3本目のスリーポイントとインサイドからと決めていく。トヨタ自動車へのディフェンスから山本が打開してドライブからジャンパー決めて流れを変えていく。トヨタ紡織も押し返して32-30トヨタ紡織リードで折り返す。

後半流れを変えたいトヨタ自動車はインサイドからもオフェンスするが、トヨタ紡織のディフェンスはダブルチーム、寄りが早くトヨタ自動車らしいボールムーブが出来ない時間帯が続いていったが、コーナーから梅澤のインサイドに繋いで、ようやく得点して追いつき、ロースコアの中トヨタ紡織のペースで進んできてたがここで逆転する。
一気に畳み掛けたいトヨタ自動車に対して、ディフェンスでしっかり守り、東藤の個人技で打開してついていくトヨタ紡織、40-39トヨタ自動車リードで最終へ。

ロースコアで入った4Qは、1本が大事になる展開になる。トヨタ紡織のディフェンスの強度は落ちず、伊波のジャンパーで逆転する。ペイント内のディフェンスを徹底して守り抜くトヨタ紡織。
ステファニーのフリースローから逆転して、インサイドでステファニーからシラ ソハナ ファトー ジャにハイローでの繋ぎがようやく出てリードする。トヨタ紡織は離されずについていき、残り1分切ってワンポゼッションの2点差。
残り32秒から山本がドライブからバスカンで3点プレーで勝負強さをここで見せてトヨタ自動車に大きな得点を与える。この得点を守り切りトヨタ自動車は準決勝にコマを進めた。
トヨタ紡織はロースコアな展開して一進一退で戦ったが、僅かな差での惜敗となった。

 

試合後コメント

川井麻衣(トヨタ自動車)
J: ロースコアの中で勝ち切れたのは?

「今日は難しい試合になると思っていたので沢山声を出そうと思って入りました。紡織が時間をかけてOFしてくるので自分達の速いバスケットをさせないようにリズムを崩してきたので、そこに対応するのに時間がかかりましたがチームとして40分間声をかけて我慢出来ました」

J: 自身のプレーについて

「パスでチームをコントロールするバスケットが多いですけど、チームの状況で何が必要か準備して日々シュートを狙う練習をコツコツやり続けてるので迷わず打つ事が出来ました。みんなも当たっている私にパスをくれてチャンスをくれたので決め切れてホッとしてます」

 

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Jbasketライター

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