【B3】新規4クラブが2022-23参入決定/ 東京ユナイテッド(TUBC)、立川ダイス、ヴィアティン三重、湘南ユナイテッドBC

【B3】新規4クラブが2022-23参入決定/ 東京ユナイテッド(TUBC)、立川ダイス、ヴィアティン三重、湘南ユナイテッドBC

4クラブを含む17クラブが来シーズンの審査が合格した事をB3が4/14に発表した。新規4クラブは下記になる。


<東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)>

東京ベイエリア(東京東側エリア、東京湾、河川周辺エリア)を拠点としている。ホームアリーナ予定は、有明アリーナ。東京オリンピックでバレーボール、パラリンピックでは車いすバスケのコートにもなっている。
https://tubc.tokyo/

 

<立川ダイス>
立川経済団体によって2016年に設立され、地域密着で立川を拠点として、3×3からスタートして、3×3を盛り上げてきたチーム。ホームコートはアリーナ立川立飛で活動してきた。
http://tachikawa-dice.tokyo/

 

<ヴィアティン三重>
総合型スポーツクラブヴィアティンスポーツクラブが2020年に設立。三重県四日市を拠点に2021年から地域リーグの東海・北信越リーグに所属。天皇杯三重県予選で2連覇。現在4/15時点で地域リーグで2位につけている。
https://www.veertien.jp/bb/

 

<湘南ユナイテッドBC>
藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の2市1町を拠点にしている。社会人チーム”湘南STATE”から2020年に設立。スラムダンクの舞台となっている。
https://shonan-united.com/

 

2022-23シーズンB3リーグ公式試合参加資格・最終審査合格クラブは、上記の4クラブ含む17クラブになる。

岩手ビッグブルズ、さいたまブロンコス、アルティーリ千葉、東京八王子ビートレインズ、
横浜エクセレンス、金沢武士団、岐阜スゥープス、ベルテックス静岡、豊田合成スコーピオンズ、
トライフープ岡山、山口ペイトリオッツ、長崎ヴェルカ、鹿児島レブナイズ

・継続審議(1クラブ)
しながわシティバスケットボールクラブ

※2021-22シーズンの順位により、2クラブがB2へ昇格となる
※アイシン アレイオンズは2021-22シーズンをもって退会となる

※新規4クラブ(東京ユナイテッドバスケットボールクラブ、立川ダイス、ヴィアティン三重、湘南ユナイテッドBC)の正式入会は、入会審査・手続き後(4月末予定)となる。

 

【It Roster011】日本代表で活躍 佐藤卓磨(千葉)子供達へ絵本制作・寄贈プロジェクト1日で目標金額達成2,811,000円

【It Roster011】日本代表で活躍 佐藤卓磨(千葉)子供達へ絵本制作・寄贈プロジェクト1日で目標金額達成2,811,000円

佐藤卓磨選手(千葉)が社会貢献活動プロジェクト「シュガプロ」を立ち上げて、絵本制作で子供達に寄贈するプロジェクトが始まった。
READYFORのクラウドファンディング200万円を目標金額で行われたところ、1日で目標金額を達成して281万1000円が募った。
今後は「シュガプロ」として、様々な社会貢献活動を行う予定。また、千葉ジェッツからは、富樫勇樹選手、ダンカン選手、原修太選手、ムーニー選手、大倉颯太選手、赤穂雷太選手、大宮宏正選手もユニフォーム、バッシュなどを出品している。

サイト
https://readyfor.jp/projects/takumasato

佐藤卓磨選手コメント

「ストーリーは主人公はキリンで、元々自信がなかったキリンが、自分の長い首の強みを活かすという話です。子供は人と比べがちで、どんな子でも絶対強みがある。身体的なことだけじゃなくても、強みを見つけて伸ばして欲しく、自分も1人の子供の親でもありますし自分もプロ選手になる為に、強みを自分で見出せたので、その経験を伝えたい。自分も母親に絵本を読んでもらってました。
ストーリーは、自分が考えて、絵はカワダクニコさんにお任せしました。子供に親しみのある、キリンか象がいいかなと思ったんですが、象はジャンボがいるのでキリンにしました。

きっかけはどん底だった時に、プロ選手としてどうあるべきか考えてて、その時に支えてくれた人が一杯います。またプロ選手として活躍することが出来たら、バスケだけじゃなく、NBA選手の規模に至らないけど、これは絶対大きな仕事の一つだと感じてました。会社側に入ったりして、ファンと触れたり、現役の時は出来る事やろうと思ってます。ジェッツに来てチームもそういう意向だったので出来ました。

茨城ロボッツの西村社長(当時滋賀レイクスターズ社長)に大変お世話になっていたので、恩返ししますと伝えたら、「僕には要らないよ。これから出会う人たちに、まずは与えて、それが回り回って僕のところに返ってくるし、それが社会貢献になるから。」と言われた事が全てです。
これから子供に向けて活動していきたいと思ってます。

今回1日で目標金額を達成する事が出来て、正直かなり驚いていて、これを機にもっともっとジェッツの子供たち、Bリーグにも広がって回り回って子供に影響を与えられて、大学生になったり、いい将来を描けたらいいなと思ってます。
まだ規模は小さいですけど、これから活動していくのでご支援よろしくお願い致します。」

佐藤卓磨選手キャリア
197cm 26歳 SF/PF
・東海第四高校 ウィンターカップベスト16、3年時U18日本代表選出
・東海大学 インカレ準優勝3回、U24日本代表でも活躍
・滋賀レイクスターズ 2017年特別指定選手として契約してその後プロ選手として活躍
・千葉ジェッツ 2020年に移籍、ワールドカップ2023アジア予選で日本代表に選出

 

 

チームメイト富樫勇樹選手からもコメント

【Wリーグ】ファイナルに向けて/ 町田瑠唯菜、オコエ桃仁花、山本麻衣、馬瓜ステファニー、会見コメント

【Wリーグ】ファイナルに向けて/ 町田瑠唯菜、オコエ桃仁花、山本麻衣、馬瓜ステファニー、会見コメント

4/16.17.18 代々木第一体育館で今シーズンの日本一を決める、Wリーグファイナルが行われる。対戦カードは2連覇をかけるトヨタ自動車アンテロープスvs富士通レッドウェーブは6年ぶりのファイナル進出になる。

4/12にオンライン会見が行われた。
会見には、富士通レッドウェーブからは町田瑠唯選手、オコエ桃仁花選手。トヨタ自動車アンテロープスからは山本麻衣選手、馬瓜ステファニー選手がコメントを出した。

トヨタ自動車は、今シーズン、ポイント王(51.95%)とフリースロー王(91.89%)の2冠に輝いた三好南穂がこのファイナルで引退を先だってしたばかり。バックアップからコートに出る選手も素晴らしいパフォーマンスを見せる強さのトヨタ自動車。

一方、東京オリンピックで日本代表として活躍した、町田瑠唯、宮澤夕貴、オコエ桃仁花、篠崎澪の布陣で今シーズン戦ってきた。コロナ禍で試合開催が難しく、5位でシーズン終わり、セミクォーターファイナルから勝ち上がってきた。
今週末に日本一を決めるこのカードは日本中が注目している。

 

富士通レッドウェーブ

【町田瑠唯】
「トヨタは個々能力が凄く高いチームでフィジカルが強い印象です。自分がマッチアップする山本選手、三好選手が上手くコントロールして攻めてくると思うので注意して守りたい。リバウンドやフィジカルが強いので負けないようにチーム全員でやっていきたいと思います。

まず、ファイナルという舞台をしっかり楽しんでチーム一丸となって優勝目指して頑張っていきたいと思います。

 

【オコエ桃仁花】
「トヨタは日本代表の選手が数多くいるので、選手層が厚いのと、リバウンドがすごく強いので、リバウンドの部分が勝敗になるという印象です。マッチアップするエブリン選手、ソハナ選手はパワーと身長が高いので、ここをやららてしまうと富士通のディフェンスが成立しないのでここの戦いを警戒するのと、個人的にステファニー選手もチームの中心なので警戒しています。

優勝の為に練習してしてきたので、出し切れるように頑張るのと、感謝の気持ちをもって最後の1秒まで戦い抜きたいと思います。

代々木第一体育館での記憶があまりなくて、広いって聞いてるので会場に圧倒されないように体育館の検索して下調べして臨みます(笑)」

 

トヨタ自動車アンテロープス

【山本麻衣】
「富士通は、町田選手を中心としたオフェンス力のあるチームだと思っているので、自分達のディフェンスでどれだけ相手の点数をどれだけ抑えるのががカギだと思うので、シュート力を警戒しています。富士通のオフェンスを止める為にはガードからしっかりプレッシャーかけていきたいと思ってます。

厳しい戦いになると思いますけど、ファイナルに立てるのはこの2チームなので、それぞれが楽しんでプレーしたいですし、怪我なく全員で笑顔で笑って終われるようにしたいです。

引退する三好選手は、今シーズン良い成績を残しててチームにもいい影響を与えてくれて、プレーとか背中で見せてくれる選手。三好選手の覚悟も見えますし、最後は三好選手を胴上げして花道作って終わらせてあげたいと本当に思ってます。」

 

【馬瓜ステファニー】
「皇后杯の時は自分達が抑えられて、中々自分達のリズムに持っていくことは出来なかったと覚えているので、相手のディフェンスを警戒していますし、一人一人の能力も高いので、自分達がどれだけ守れるかが大事だと思ってます。
マッチアップするオコエ選手、宮澤選手、中村選手は中からも外も出来るオールラウンダーなので、しっかり自分が抑えられるようにしたい。

最後の最後なので、ここまでやって来た事を自分達がしっかり出せるように、そして見ている人たちにも元気を与えられるようなプレーが出来たらと思います。」

 
ファイナル
富士通レッドウェーブ vs トヨタ自動車アンテロープス

2戦先勝
4/16(土) 18:00 tippoff
4/17(日) 18:00 tippoff
4/18(月) 19:00 tippoff

放送
NHK BS1 3試合生中継

配信
SPOTV NOW
バスケットLIVE 3試合生中継

【Wリーグ】富士通2連勝でファイナルへ/ 篠崎澪「最後に立てる嬉しさとしっかり楽しんでプレーして勝ち切って終わりたい」

【Wリーグ】富士通2連勝でファイナルへ/ 篠崎澪「最後に立てる嬉しさとしっかり楽しんでプレーして勝ち切って終わりたい」

4/10(日)セミファイナル Game2
代々木第二体育館
ENEOS 53-61 富士通
1Q 4-19
2Q 18-13
3Q 16-16
4Q 15-13

<富士通>
篠崎澪 17得点
町田瑠唯 13得点 3アシスト 3スティール
宮澤夕貴 10得点
オコエ桃仁花 9得点 10リバウンド

渡嘉敷来夢 15得点
奥山理々嘉 10得点 4スティール

ゲーム入りは渡嘉敷が得点してENEOSから入り、富士通もすぐ返してその後打ち合いから富士通が得点していく。ENEOSもゲームを作っていくがシュートが決まらず、ターンオーバーも出る、一方富士通は町田を中心に得点していき、宮澤がインサイドで決めて、富士通が走って16-4でランする。ENEOSから移籍した、宮澤、中村の得点がコートでチームにエナジーを与えて19-4でリードして終える。

2Q早々に宮澤がスリーポイント決める。ようやくENEOS得意のインサイドで渡嘉敷から梅沢で得点する。ロースコアのENEOSは高さを活かしてインサイドで得点差したいところ、富士通のディフェンスの寄りが速くしっかりフィニッシュまで行けず我慢の時間帯になる。ENEOS奥山が得意なスリーポイントを連続で決めて食らいつく。渡嘉敷もペイントにアタックするがオコエのディフェンスでフィジカルの強いさを見せる。圧倒されていたENEOSだが宮崎がスリーポイントを決め切って32-22の10点差で前半を折り返す。

後半インサイドでの得点からアウトサイドに繋げてスリーポイントを決めたいENEOSに対して、ディフェンスの強度を上げる富士通の戦いに。

入りで渡嘉敷のドライブからレイアップ、梅沢のシュートで得点して一気に6点差にして流れを引き寄せる。インサイドでの渡嘉敷と宮澤のマッチアップが見応えあり、すぐさま富士通もスリーポイントを返して流れを渡さない、そこから富士通オコエのスリーポイントと速攻、篠崎のドライブからバスカンでで縮んだ点差を一気に離して18点差にする富士通の爆発力を見せる。ENEOSはここからまた追い上げていき48-38で最終クォーターへ。

4Qの大事な入りは、富士通が裏をかき、スティールから速攻で4得点して14点差にする。ENEOSもアタックしたいが富士通のディフェンスの強度は変わらず中々アタック出来ない。渡嘉敷のインサイドから得点して追い上げ、ENEOSは残り5分で10点差に詰める。
渡嘉敷のバスカンと得点して7点差に詰めてENEOSの流れにしたい、さらに宮崎が決めて残り2分で56-51の5点差。富士通はENEOSのオフェンスを抑えて、篠崎からペイントにアタックしてきたオコエが決めて7点差で残り1:13で3ポゼッションにする。最後は町田の1on1からドライブでバスカンで決めて富士通がENEOSを破って勝利する。2連勝で6年ぶりにファイナルへコマを進めた。
ENEOSも素晴らしい追い上げを見せてくれた。

 

試合後コメント

富士通レッドウェーブ

町田瑠唯選手
「今日の出だしはうちの流れに持って行けたと思いますが、中盤ENEOSにディフェンスでやられてしまった。オフェンスでも積極性が無くなってしまったり、ターンオーバーも起きて、完全に自分達の流れに持っていけなかった。最後はしっかり勝ち切れたのが良かったです。
宮澤選手、中村選手の存在はプレーだけでなく、優勝している経験が凄く大きいと感じています。劣勢の時に声を掛けたり、チームを鼓舞する言葉を出してくれるので助けられています。」

 

篠崎澪選手
「昨日よりはいい入りができたたと思います。その後の集中が足りなかったと思ってて、でも最後に接戦を勝ち切れたのは成長であり、次に繋がると思います。もう一回最後引き締めてやっていかないといけないと思います。
ファイナルまで長かったです。
でもファイナルに立てる嬉しさはあるのでしっかり楽しんでプレーする事を1番に、勝ち切って終われるように頑張りたいと思います。」

 

BTテーブスHC
「昨日よりいい出だしがあって修正しないといけない所を選手たちはやってくれて、2Qでうちのいい流れが消えてENEOSらしい、しつこいゲーム、ハイロー、ポストでやられてしまった。正直完全にうちの流れを作り、チャンスを掴まないといけないけど選手たちが掴んでなかった。シュートが入らなくてもしっかりケアしてうちのいいバスケットを続ける事。4Qいい流れを作ったけど最後うまくいかなかった。最後勝って良かった。」

 

ENEOSサンフラワーズ

渡嘉敷来夢選手
「1Qが全てだったと思います。最後にまで全員で出来たのは次に繋がると思ってます。自分は他の選手に比べて経験もありますし、年も取っているので、若い選手達に伝えていけば更にいいチームになると思ってます。今から来シーズンに向けていいイメージを持ってしっかりリフレッシュしていきたいと思います。正直悔しいです。
こういうシーズンになると感じてました。足の事は気になってて恐怖心が取れればいいと思ってましたが、試合を重ねていき無くなっていきました。この結果に満足してないので、膝と向き合いながらやっていきたい。ファイナルにまた帰って来たいです。」

 

宮崎早織選手
「ただただ自分の力不足だと思います。
インサイドの渡嘉敷選手、梅沢選手に自分が確実にパスが出せなかった所と大事な場面でターンオーバー6と自分の責任だと思いますし、インサイド以外にも若い選手が頑張ってくれてたし、(涙を見せる、渡嘉敷選手が声をかける)

今シーズンは自分の不甲斐なさに悔しいシーズンだったです。色んな経験をさせてもらえました、申し訳ない気持ちです。」

佐藤HC
「1Qが全てだったと思います。最後までゲームを捨てずに勝ちにこだわって戦ってくれて嬉しく思います。勝ちたいという気持ちが凄く出てああいう形になってしまったと思います。」

 

【Wリーグ】トヨタ2連覇に向けてファイナル進出/ステファニー「三好先輩の花道を作るためにもみんなが今頑張っている」

【Wリーグ】トヨタ2連覇に向けてファイナル進出/ステファニー「三好先輩の花道を作るためにもみんなが今頑張っている」

トヨタ自動車 83-63 シャンソン
1Q 19-15
2Q 18-10
3Q 23-17
4Q 23-21

<トヨタ自動車>
馬瓜ステファニー 15得点
三好南穂 14得点
シラ ソハナ ファトー ジャ 13得点 17リバウンド
山本麻衣 11得点

<シャンソン>
小池遥 18得点
ディヤイ ファトー 14得点
野口さくら 14得点

シャンソンはピック&ロールからズレを上手く作り得点して入る。ステファニーからオープンの三好に渡りスリーポイントを決める、続けて山本も決めてトヨタ自動車のペースにする。一方シャンソンも入れ返す展開でファイトしてルーズボールから得点して勢いつけ逆転する。そこに三好がスペースがあればすぐにスリーポイントを決めて、三好らしさが出て来てようやく炸裂していく。またシャンソン小池は落ち着きがありチームをコントロールする。トヨタ自動車はポールをインサイドに集めてステファニー、ファトーで得点して19-15トヨタ自動車リードで1Q終える。

シャンソンは2Qに入っても高さの違いを寄りの速さでカバー、スティールをしていいディフェンスをしてリバウンドもハッスルする。その後シャンソンが決まらない時間帯に、トヨタは山本がスリーポイント決めたりと、インサイドでも高さを活かして得点して一気に二桁得点差にして37-27トヨタリードで折り返す。

後半に入って得点していきたいシャンソンにとって、トヨタのディフェンスのスイッチや寄りが速い為フィニッシュが上手く出来ず我慢の時間帯になる。それでもズレを作って得点するシャンソンだが、ターンオーバーもあり点差を縮められない。シャンソンは野口が連続得点して繋いでいくが徐々に点差が開いていって60-42で最終クォーターへ。

4Qでもインサイドの強さを発揮するトヨタは早々に24点差をつけてシャンソンにやりたいバスケットをやらせない、ディフェンスもギアが上がっていく。ステファニーと宮下のインサイドで更に得点をあげる。シャンソンはインサイドの大きさを上回る速さで展開したいが、リバウンドでトヨタは55本、シャンソンは38本で数字に大きく差が得点に出てリードを保ち勝利する。
トヨタは2戦全勝方式でセミファイナルを2連勝して。2連覇に向けてファイナルにコマを進めた。

 

試合後コメント

トヨタ自動車アンテロープス

三好南穂選手
「シャンソンは出だしで得点を取ってくるチームなので、自分達のディフェンスだったり、リバウンドで少ない失点で抑える事が出来たのが凄く良かったと思います。リバウンドの面で相手を圧倒出来た事が、自分達のシュートチャンスを作る事が出来たりして得点に繋げていけたのでファイナルでも継続して、リバウンド取るチームが勝つので、ファイナルもしっかりやっていきたいと思います。出れるメンバー全員がプレーオフのコートに立つ経験出来た事が1番嬉しく思います。」

 

馬瓜ステファニー選手
「一つ一つの作戦だったり、みんなでコートで声かけられて凄くよかったです。コロナ隔離明けで試合も出来ずにその中で自分達のプレーを出す事ができて大きかったし、ファイナルに繋がる試合だっと思います。個人としてはまだ納得するプレーではないけど次が最後なので、三好先輩の花道を作るためにも、みんなが今頑張っているので、もっといいゲームを見せられるように頑張りたいです。」

 

ルーカス・モンデローロHC
「2つ大事な要素がありました。相手のリズムを止める事。オフェンスリバウンドをしっかりコントロールする事。シャンソンのセミファイナル進出は強さがあるので2戦目もシャンソンのリズムを止める必要があった。ディフェンスもスイッチに変更したり、選手たちもしっかりプレーしてくれた。オフェンスではビッグマン使ってよく出来た。ファイナル進出が、2年連続で嬉しい。」

 

シャンソン化粧品

小池遥選手
「昨日消極的になってしまった所を反省して力強く気持ちで負けないようにいきました。実力的に上だったので悔しかったですけど、この舞台に立てた事は嬉しいと思いますし、来年もこの経験を活かしてもっと成長しないといけないと改めて実感した試合でした。」

 

吉田舞衣選手
「昨日負けてしまって、今日勝ちたかったです。(悔し涙)
自分の成長をさせてもらってこれが結果だと思います。1年目で長い時間コートに立たせてもらって貴重な経験で感謝してます。この経験が無駄にならないように来シーズン頑張りたいです。」

 

鵜澤潤AC(HC代行)
「リバウンドの強度を上げなければいけなかったので、よく頑張っていたが途中でトヨタのアグレッシブにじわじわと点差を広げられしまいました。目標のベスト4は到達しましたし成長できた。ファイナルに李HCと行く約束して残念ですが収穫のあった素晴らしい大会でした。」

 

【NBA】八村塁21得点シーズンハイタイで今シーズン終了/今夏の日本代表活動の不参加を表明

【NBA】八村塁21得点シーズンハイタイで今シーズン終了/今夏の日本代表活動の不参加を表明

ウィザーズ 108-124 ホーネッツ
35勝47敗で終了

#8 八村塁
32分出場
21得点キャリアハイタイ (FG9/19 3P1/4 FT2/2)
4リバウンド
2アシスト
1スティール
1ファウル

4/10(日本時間)でウィザーズ の今シーズンの最終戦が行われた。今シーズンは途中からチームに合流したりとコンディションも難しいスタートだったが42試合に出場した。この試合で21得点シーズンハイも5回目になる。

後半に向けてスタッツも上げて平均約11得点、3.8リバウンド、1.1アシストになった。また、スリーポイント成功率も45%近くあげてキャリアハイになる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。NBAでこのスタッツは本当に凄い、素晴らしい数字をあげた。

また、今年の夏の日本代表活動を不参加の表明したので2022アジアカップには出場しない。今年のNBA JAPAN GAMESが9/30、10/2にさいまたスーパーアリーナでウィザーズvsウォリアーズ戦が開催されるので、八村塁はここで観ることができることになる。

 

試合後コメント

八村塁(ウィザーズ)

「シーズン前から自分の課題として3Pやボールハンドリングに取り組んできた。チームとしては良い結果を残すことが出来なかったが、最後の数ゲームは良かったと思う。もっとチームで話し合ってチームケミストリーがより生まれてくると次のシーズンはもっと良くなると思う。その為にも試合のビデオを観て、もっと話し合っていきたい。」

 

 

【Bリーグ】群馬キーナンが炸裂シーズンハイ31得点 /CS圏内Game2は群馬が渋谷に快勝

【Bリーグ】群馬キーナンが炸裂シーズンハイ31得点/CS圏内Game2は群馬が渋谷に快勝

4/10(日) 青山学院記念館
渋谷 75-94群馬
1Q 20-23
2Q 14-24
3Q 22-27
4Q 19-19

<群馬>
ジャスティン・キーナン 31得点 11リバウンド
トレイ・ジョーンズ 21得点
アキ・チェンバース 18得点

<渋谷>
ケビン・ジョーンズ 21得点
関野剛平 13得点
ジェームズ・マイケル・マカドゥ 11得点

CS圏内から1試合も負けられないカードとなる渋谷はGame2を勝利したい。群馬はトレイ・ジョーンズ、前日28得点あげたアキ・チェンバーズと昨日と変わらずのスターティングで始まる。昨日は22あったターンオーバーが課題となる群馬。

試合開始早々、群馬はチェンバーズのスリーポイントから、ジョーンズ、キーナンがスリーポイントの連続得点で10点をあげてくる。渋谷は中々ブースターが座る事が出来ない時間が続いたが、ベンドラメのバスカンで落ち着く。

両チームともトランジション早い攻撃。群馬はしっかりリバンウンドからの攻撃を得点に結びつけ、またも、キーナンがスリーポイントを沈める。渋谷はマカドゥのスティールから得点して点差を縮めていくが、ターンオーバーからの失点も目立つところ。

2Q に入り、渋谷ジョーンズがスリーポイントを決め同点。群馬はディフェンスのギアを上げて、渋谷はファウルが重なる。群馬はジョーンズを起点にして、フリーになるとキーナンがしっかりと4本目のスリーポイントを決める展開で点差が開いてくる。渋谷も果敢に攻めるが、得点してもすぐさま、群馬のシュートタッチが良く、キーナンが6本目のスリーポイントが炸裂し(3P 6/7)を21得点あげ、前半34-48で折り返す。

後半、渋谷はディフェンスを立て直しオフェンスに繋げていきたい。群馬チェンバーズのインサイドの得点し、渋谷は関野が気を吐いていく。群馬のハードなディフェンスでタフショットになるもスリーポイントを決める石井、流れを掴みたい渋谷だが、群馬はインサイド、アウトサイドから、トレイジョーンズが決め切り渋谷がタイムアウト取る。中々、点差が縮まらず、トレイジョーンズのアタックからの得点が続き、この日、最大23点差となり、両チーム激しく展開が続き最終クォーターへ。

群馬はパーカーのスティールからジョーンズのダンクとオフェンスを緩める事なく仕掛けていく。これ以上キーナンに得点を許すことが出来ない渋谷は、マカドゥが入り、ペイントへのアタックで猛攻、しっかりフリースローを決めるが、群馬はトレイジョーンズとアキチェンバーズが得点していき、最後まで責めあぐねる渋谷をしっかり抑えて75-94群馬が快勝した。

 

群馬は、残り2分から昨年は渋谷で特別指定選手だった八村亜蓮も出場した。今シーズンの締めくくりの試合は、渋谷サンロツカーズと5月4日 [水] 15:05墨田区総合体育館での対戦となる

 

 

試合後コメント

トーマス・ウィスマンHC(群馬)
「昨日の修正点TO19あったがプレッシャーをコントロールして自分達のやるべき事トランジッションでも自分たちの得点が出来た。Rebのところで今回もしっかり圧倒出来たのが勝因になっていると思う。アキ選手はこの週末良いパフォーマンスをしてくれた。」

 

伊佐HC(渋谷)
「ゲームの入りが良くなく、良いオフェンスが出来ず、キーナン選手が乗ってきてやられた。群馬の土俵でゲームを動かす事が出来ず残念な結果になってしまった。残り数試合、安定していない状態です。昨日よりDFの強度も上がりTOからのイージーショットなど走られた。」

【Bリーグ】千葉勝利 勝負強さを見せるスミス29得点「CS前この時期に勢いをつけていきたい、そこにフォーカスしている」

【Bリーグ】千葉勝利 勝負強さを見せるスミス29得点「CS前この時期に勢いをつけていきたい、そこにフォーカスしている」

4/9(土)船橋アリーナ
千葉 97-74 北海道
1Q 30-23
2Q 22-20
3Q 23-11
4Q 22-20

<千葉>
クリストファー・スミス 29得点
富樫勇樹 23得点 6アシスト
原修太 11得点
佐藤卓磨 10得点

<北海道>
ショーン・ロング 28得点
デモン・ブルックス14得点

今シーズン1勝1敗で迎えたこのシリーズでは、佐古賢一HCと大野篤史HCとのHC対決も注目になる。

試合はムーニーや富樫で得点していい入りする千葉。北海道は山口がスリーポイントで返していき、また富樫が積極的にスペースが空いたらシュートを決め、ドライブからキックアウトして得点に繋げて、チームを牽引していく。北海道の序盤は山口のアウトサイドも含め積極的に打って決めていき、お互いアウトサイドから得点を重ねる。途中から入った千葉スミスがこの試合は爆発、連続でシュートを決め切って、富樫もほぼフルで1Qを出場でいい流れの北海道を引き離し、30-23で1Q終える。

2Qで北海道はインサイドからも得点したいがファウル、バイオレーションで得点出来ず千葉が得点してリード広げる。北海道はディフェンスから仕掛けてリズム作り、スティールから得点して、葛原のスリーポイントで1点差に追い上げる。北海道らしさが出て好ゲームを展開する。一方千葉らしいプレーが出て、ダンカンのスリーポイントで流れを切って北海道に渡さない。
スミス、佐藤の得点でリードを広げる。この試合のスミスは全く止められない。スミスのパフォーマンスはチームにエナジーをもたらし、前半でスリーポイント4本含む19得点で52-43で千葉リードで折り返す。

後半に入って、千葉はどこからでも得点できるので、北海道はディフェンスで守ってシュートを決め切れるか。富樫が個人技でスペースを作りスリーポイントを決め切る。北海道はペイントにアタックしてアウトサイドからも決めたい所だか、それを千葉がやってリードを一気に広げる。3Q終盤にスミスがアリウープ、富樫がスリーポイントを決めてチームに勢いをつけて
75-54と21点差差をつけて最終クォーターへ。

4Qでスミス中心に千葉のオフェンスを止められず点差を広がっていき、千葉のペースで試合は進み、北海道はなんとかしたいが千葉がディフェンスで北海道のインサイドを抑えるので、アウトサイドからのシュートも北海道は厳しい数字になってしまった。スリーポイント千葉は、14/26の53.8%で、北海道は3/23の13%、フリースローでは15/27の55.6%と厳しい数字になってしまったが、ゲーム内容は千葉について行きいいゲーム展開をした。千葉は勝利して東地区首位をキープする。

 

 

試合後コメント

大野篤史HC(千葉)
「2年間お世話になって色々教えて頂いて佐古さんがどういうチームを作るかは知ってるつもりですし、北海道はギブアップしないチームになってきてるので10点くらいのリードだとゲームが分からなくなるので最後の最後まで自分達のやるべく事をマインドセットをしてフォーカスして今日の試合含め注意して出来ました。色んな感情はあります。佐古さんは、タイムアウトでも細かい事だけでなく、ゲーム通してと言う事を話されてると思うので、そういうとこも見極めながやっていかないといけない。」

 

クリストファー・スミス(千葉)
「タフな試合にはなりました。ロング選手は良い選手で彼にどれだけやられないかをフォーカスしてたけど、やられた所もあったタフな試合になった。CS前のこの時期に勢いをつけていきたいし、そこにフォーカスしています。」

 

佐古賢一HC(北海道)
「最終的なスコアは離れてるけどしっかり粘り強く戦えた部分もあった。追いかけていたタイミングとスリーポイントとフリースローの確率ですね。ターンオーバーもしっかり抑えれて、セカンドチャンスも機能してた。展開的に惜しい試合でしたが確率が良ければと思ってます。フリースローの確率を8割近くまで明日も意識して頑張ります。」

また佐古賢一HCのソックスは今日も大野篤史HCからプレゼントされたものを履かれてました。

 

橋本竜馬(北海道)
「3Qまで10点差ほどで粘りを見せていたがそこから離されて難しい展開になってしまった。何故そうなったのかをしっかり洗い出してプレイしていきます。日程的にプレイタイムが長い選手とか疲れが溜まってたり自分達が用意していたものと少し試合の中でギャップが出るので整理して若い選手には自分達が何が出来てるのか?たくさんは出来ないと思うのでそれぞれの良さを出してアドバイス、コミニケーションは取っています。ディフェンス、リバンウンド、ルーズボールはこの先ずっと大切になってくると思います。」

 

◉スペシャル会見◉
ダンカン(千葉)からスミス(千葉)へ!!

ダンカン→質問では無いですが一言、言いたくて、チームメイトで居てくれてありがとう!もう本当に全て出し切ってくれるし器用な選手だし、、

スミス→え?質問じゃ無いじゃん!!笑

ダンカン→ありがとう!を伝えたいだよ!笑

スミス→僕もJロボット(ジョシュロボットと呼ばれてる)みたいな、自分のロボットを作って貰いたいな!ジョシュみたいに強くなりたいな。

ダンカン→スミス 髪型いいね!!

【NBA】ウォリアーズは西地区3位をキープ/クレイ33得点「今夜はいい仕事ができた」1500アシスト、350ブロック達成

会見で”origami”を飛ばして盛り上げてくれた
クレイ・トンプソン

【NBA】ウォリアーズは西地区3位をキープ/クレイ33得点「今夜はいい仕事ができた」1500アシスト、350ブロック達成

4/9(日本時間) Chace Center
レイカーズ 112-128 ウォリアーズ
1Q 32-27
2Q 30-38
3Q 22-26
4P 28-37

<ウォリアーズ>
クレイ・トンプソン 33得点
ジョーダン・プール 19得点 11リバウンド
アンドリュー・ウィギンズ 17得点
ドレイモンド・グリーン 10得点

<レイカーズ>
ホートン・タッカー 40得点

クレイ・トンプソンはチームハイの33得点を記録し、今シーズンは5回30得点以上を記録して、そのうち3回は直近の5試合で記録している(直近5試合中4試合で20得点以上)。
トンプソンはキャリア1500個目のアシストを記録し、キャリア350個目のブロックを記録という記念すべき試合になった。

レイカーズは、レブロンの足首捻挫、ADの足底筋膜炎、ラッセルは肩の故障、メロは先週かかった胃炎でスター選手が欠場した中で、タッカーがこの中で40得点をあげてレイカーズで奮闘した。

 

試合後コメント

クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)

◉この試合がベストゲームだったというスティーブ・カーの意見にについて。

「ターンオーバーは1回だけだし、オフェンスの流れの中で素晴らしいショットを打っていたし、何も無理強いしていない。1、2本悪いショットを打ってしまったけど、今夜はいい仕事ができたと思う。」

 

◉より良いショットを打てるようになった要因について。

「試合数をこなしたことでしょうか。僕のように休んでいるときは大変なんだ。いくらシミュレーションやスクリメージをやっても、NBAのスピードを再現するのは難しいんです。これだけの試合数をこなし、33分間、実際にプレーすることができたことは、自信につながりました。」

 

◉高いアシスト力とボールムーブメントの影響について

「ベストな状態である時です。ボールが選手より速く動くので、ガードするのが大変なんです。それがウォリアーズのバスケットボールです。スティーブがここに来て以来、彼は何年もそのことを強調してきましたし、私たちもそれを土台にしなければなりません。今夜はチーム全体が素晴らしいオフェンスパフォーマンスだった。」

 

スティーブ・カーHC(ウォリアーズ)

◉シーズンを通してのクレイの出場時間へのこだわりについて。

「まあ、つまり、今夜の彼に乗るのはかなり簡単だったんだ。彼が高いレベルでプレーしてくれること、そしてドレイモンド、ステフ(ステファン・カリー)、ウィグス(アンドリュー・ウィギンズ)、この3人にいいプレーをしてもらわなければならないんだ。プレーオフでは、ベストプレーヤーが活躍しなければならない。私は今のクレイがとても好きです。彼はいくつかの良い試合を続けていて、より快適に、よりリラックスしているように見えると思う。」

 

◉ここ数週間のクレイ・トンプソンのシュートセレクションについて。

「22本のシュートのうち、悪いシュートは2本だったと思います。彼は20本の素晴らしいショットを打ち、ボールを動かしたと思う。オープンになっていないときは、ただパスをしただけだ。それが彼のキーポイントです。彼は素晴らしいシューターなので、もし素晴らしいショットを打てれば、それを決められるし、リズムにも乗れるでしょう。今、彼はチャレンジングなシュートを決めることができるのですが、試合の序盤でそれを見ることができました。オフェンス面でうまくいかないと、すべてがファーストブレイクになってしまうのです。クレイがいいショットを打てば、ディフェンスにもいい影響が出る。彼は一晩中素晴らしいショットを探していて、それが試合全体に影響を及ぼしていたと思います。」

 

 

【Bリーグ】渋谷が秋田に勝利してCSへ向かう/ベンドラメ礼生「3月はアウェイ続きで今日のホームでの勝利は沁みます」

【Bリーグ】渋谷が秋田に勝利してCSへ向かう/ベンドラメ礼生「3月はアウェイ続きで今日のホームでの勝利は沁みます」

プレーオフに向けて負けられない両チームの対戦は4/6(水)墨田区総合体育館で行われた。

渋谷 64-55 秋田
1Q 23-7
2Q 11-14
3Q 17-23
4Q 13-11

<渋谷>
ジェームズ・マイケル・マカドゥ 18得点
ベンドラメ礼生 12得点

<秋田>
コルトン・アイバーソン 12得点

渋谷は石井、ベンドラメとペイントにアタックして得点して入る渋谷。小気味良く、関野、マカドゥと得点、そしてバックドア含めてしっかり決め切る渋谷が16-5とランする。渋谷の勢い、気迫あるプレーでシュート確率が更に上がりリードを広げ、23-7渋谷リード1Q終える。

2Qに入っても渋谷はドライブからペイントにアタックして得点していき、秋田は渋谷のオフェンスを止められない。
渋谷のディフェンスもスイッチがしっかり出来て秋田にバスケットをやらせない時間が続き点差も縮まらない。渋谷のハイプレッシャーディフェンスもかなり効いて、2Qは4分ほどで11得点しかあげられてない秋田のゲーム展開はあまり見る事がなく、珍しく厳しい時間帯が続き、34-21で折り返す。

前半の秋田はアウトサイドのシュートは決まらずペイントへのアタックも積極的に行きたい所、後半どう巻き返すかがポイント。

秋田の入りはアグレッシブにインサイドにアタックしてファウルもらうなどで得点をあげ渋谷にじわじわ追い上げてくる。あれだけあった点差を一桁にする。さすが秋田のオフェンス力を見せる。得点に苦しむ渋谷はようやく得点する。3点差にまで追いつかれた渋谷は、マカドゥのインサイド、ジョーンズのスリーポイントと連続で決めて追い上げる秋田を引き離し51-44で最終クォーターへ。

4Qで追い上げたい秋田に、ベンドラメ、高橋と得点して渋谷が流れを渡さない。いい形を作るがフィニッシュが決まらない秋田は苦しい時間が続く。3Pに関しては、渋谷も良いわけではないが、秋田は数字に表れている。この試合で渋谷の3Pは6/22だったが、秋田は3/23と厳しいスタッツになってしまった。
渋谷は終盤、この試合終始インサイドでの得点をあげ続けているマカドゥが決めて二桁得点差に戻し、追い上げる秋田を振り切った。
この勝利はCSに向けて渋谷は大きな勝利になった。秋田も痛い1敗を喫した。

 

 

試合後コメント

ベンドラメ礼生(渋谷)
「課題である試合の入りは良かったと思います。相手に激しく来られてもリードを保ち粘れたのは良かった。久しぶりのホームを感じれてファンの皆様の声援も聞こえて、力をかりることが出来て良かった。いつもトリプルダブルを意識しています。笑

次も目指して頑張ります。オフェンスでは無くディフェンスで勝つのが渋谷の戦い方。自分達のバスケットが出来て良かった。3月はアウェイ続きで今日のホームでの勝利は沁みます。」

 

伊佐HC(渋谷)
「今後の試合はついては、数試合前から1試合負けたら”go home””勝ったらCSが近づく”とみんなに伝えてました。ディフェンスでコントロールしていい勝ち方が出来る様に、ここからどのチームもタフなスケジュールか続くそれは一緒なので、我々はそれを言わない様にスタッフとも話しています。良い意味で吹っ切れています。」

 

古川孝敏(秋田)
「CS向かっていく時、こんな試合をしてしまって自分達で自滅してしまった。勝ちにいくチームとしてメンタルの部分で意思統一出来てなかった。連敗した中でも出来る自信にも繋がる試合もあったが、勿体ない試合なので、もう一度しっかり準備しなければいけない。
踏ん張りどころで下を向かずチームとしてポジティブに一試合ずつやっていきたい。気持ちですね!」

 

前田HC(秋田)
「悔しい敗戦でした。前半、良い条件に持って行けなかったのは自分のせいです。自分達はCS圏内ですが苦しいとこにいる。自分達が成長しないと、今日は他人任せなバスケットをしてしまった。次戦に向けて止まる暇もないのでどう終盤へ向けいくかチームと話します。
前半渋谷さんが仕掛けてくるのは分かっていた。ズレを作れなくスペーシング出来なかった。前半と後半の違いは、ガード陣の積極性と判断。それが前半から出来なかった。やる事は変わらないが個々の判断が大事だと思っている。一番嫌だったのが渋谷さんの方が気迫が違った。」

 

【Wリーグ】①ENEOSvs富士通②トヨタ自動車vsシャンソン化粧品/SFに向けて選手がコメント

【Wリーグ】①ENEOSvs富士通②トヨタ自動車vsシャンソン化粧品/SFに向けて選手がコメント

4/4(月)に4/9-11に代々木第二体育館で行われるWリーグセミファイナルに向けて、対戦チームのオンライン会見が行われた。

 

セミファイナル①

トヨタ自動車 vs シャンソン化粧品

<トヨタ自動車>レギュラーシーズン2位
河村美幸選手
「シャンソンはガード、フォワードにそれぞれ起点となる選手がいて、出ている選手が常にオフェンス、ディフェンスと連動して、リバウンドもチーム全体で勢いよく絡んでくる所があるので、そこを注意して戦って行ければと思ってます。
プレーオフは勝つ事が第一条件になってくるので相手より一点でも多く取った方が勝ちなので、勝ちに拘って貪欲に戦っていきたいです。」

 

馬瓜エブリン選手
「シャンソンはブレークだったり、ガードを起点にした速いパス、シュートに繋げていく所がすごく脅威だなと思っているで、意識して全員でしっかりとチーム一丸となって戦っていきたいと思います。
皇后杯での負けをみんなで話し合って、その中でトヨタは泥臭く一つ一つの試合をみんなで戦って行こうとシーズン意識してやってきたので、再度そこの気持ちをしっかりと入れ直してどんなボール、リバウンドも追っていく、取っていってプレーして目の前の試合を勝っていきたいです。」

 

<シャンソン化粧品>
小池遥選手

「トヨタは一人一人の能力が高くてどこからでも誰もが得点を取れるというのが印象です。
セミファイナルでも自分達のバスケットを最初から体現して、ベスト4という目標は達成できたんですけど、それ以上に結果を出していきたいです。」

 

吉田舞衣選手
「トヨタは選手層が厚くて全員がパワーがあるチームだと思ってます。みんなで目標にしてきたベスト4に来る事は出来たんですけど、これで満足しないで行ける所まで更に上を目指して戦いたいです。
去年は良く分からずの経験をしたけど、今年はしっかり果たせるようにプレーしていきます。」

 

セミファイナル②

ENEOS vs 富士通

<ENEOS>レギュラーシーズン1位
渡嘉敷来夢選手
「富士通は外の選手が得点能力があり、センター陣もスリーポイントも打てるのでしっかり守っていきたいと思ってます。
自分達のバスケットをしたいなと思ってます。そしてこの舞台を楽しみながらプレーしたいと思ってます。
宮澤選手のスリーポイントも私がしっかり止めます!!ハイ!!」

 

宮崎早織選手
「富士通は外回りの選手が思い切ってシュートを打ってくるのと、スリーポイントが決まると富士通の流れになっていってしまうので怖いチームだと思ってます。
本当に楽しみだなと思っているのと、相手に関係なく自分達のディフェンスから流れを持っていくバスケットが出来たらと思ってます。」

 

<富士通>
町田瑠唯選手

「ENEOSはインサイドをメインとしたチームでペイントエリア、リバウンドが強いチームが印象で、若い選手も得点能力が高い選手が多い印象です。
セミファイナルでは出だしから富士通らしいバスケットを40分間やり続けてチーム全体で勝ち上がって行けるように頑張ります。」

 

宮澤夕貴選手
「ENEOSはプレーオフになると一つギアを上げてくるチームだと思ってます。元々自分が所属していたのもありますけど、富士通のバスケットと似ていて、ディフェンスをしっかりやってそこからブレークにもっていかれてしまうとENEOSのペースになってしまう。
古巣対決ということもあり、凄く楽しみにしていて、自分達には高さはないけど、チーム全員で勝ちにいきたいと思います。」

 

 

【Bリーグ】富樫勇樹14得点14アシストのダブルダブル/残り7秒で2点差に追い上げた茨城 接戦の最後に千葉が力を見せる

【Bリーグ】富樫勇樹14得点14アシストのダブルダブル/残り7秒で2点差に追い上げた茨城 接戦の最後に千葉が力を見せる

シーズン終盤になりようやく勝ち星を重ねる茨城ロボッツと、東地区首位を走る千葉ジェッツの一戦。前日のGame1はワンサイドゲームで千葉が茨城を圧倒するゲームだったが、Game2は最後までどちらが勝つか分からないゲームになる。

4/3(日)アダストリアみとアリーナGame2
茨城82-87千葉
1Q 10-20
2Q 20-18
3Q 29-27
4Q 23-22

<千葉>
ジョシュ・ダンカン 21得点 8リバウンド
クリストファー・スミス 19得点
富樫勇樹 14得点 14アシスト
大倉颯太 10得点

<茨城>
福澤晃平 21得点(3P5/10)
チェハーレス・タプスコット 20得点 11リバウンド5アシスト
鶴巻啓太 17得点
エリック・ジェイコブセン 17得点9リバウンド

第1Q序盤は、両チーム中々得点が伸びず我慢の試合が続く。クオーター終盤になっても両外国籍選手のみと得点の伸ばせない茨城に対し、千葉がじわりと点差を広げていき、20-10で千葉がリード。

第2Qも序盤は、千葉が勢いそのままにダンカンのインサイドと佐藤のスリーポイントで今日最大の15点差まで広げ、ワンサイドゲームになると思われた。しかし、中盤得点が伸びなくなった千葉に対し茨城が福澤、鶴巻を中心に再び点差を縮め点差は一桁に。クォーター終盤まで点差は大きく変わらず、38-30と千葉が僅かに8点のリードで前半を折り返す。

第3Qは、茨城は鶴巻と福澤のスリーポイントで応戦するが、千葉も富樫と佐藤でやり返し茨城に得点を詰めさせない。
中盤以降は、千葉はダンカン、茨城はタプスコットがバスケットカウントを奪い、インサイドでの3点プレーで点を取り合うと、第3Q残り2分を切ったところで福澤のスリーポイントが決まり茨城が試合をひっくり返す。東地区1位の意地を見せる千葉は、直後に大倉がスリーポイントを決め再逆転すると、大倉はさらにクオーター残り1秒でオフェンスリバウンドからのインサイドで決めるて最終クォーターへ。

千葉は65-59とわずか6点リードで第4Qを迎える。逃げ切りを図る千葉と、逆転を狙う茨城。第4Q序盤茨城は、鶴巻と福澤の連続スリーポイントが決まり開始1分で1点差まで追い上げる展開にアリーナは盛り上がる。お互い得点を取り合う展開となり、一進一退の攻防戦が続く。試合は残り1分を切っても2点差のまま進む。残り7秒まで84-82と千葉がわずか2点のリードという展開だったが、最後は千葉の底力が上回り、試合は87-82で千葉が勝利する。

 

 

試合後コメント

大野篤史HC(千葉)
前半は自分たちのディフェンスにフォーカス出来たが、後半は基礎的な部分でトランジションでのディフェンスが悪かった。
フラストレーションたまる試合だったが、選手たちはうまくやってくれた。ジャッジはコントロールできないので、自分たちは出来ることをしっかりやっていく。

 

グレスマンHC(茨城)
ワンポゼッションゲームに追い込んだ選手たちのファイトを誇りに思う。
千葉のようなチャンピオンシップを狙っているチームに対して、この状況下の中よく頑張ってくれた。4Qは体力切れもあり、スミス選手の大きなシュート(3ポイント)はさすがだった。
選手が9人しかいないことで難しい状況下でもあったが、どうやって戦い抜くかをコーチ陣でしっかり見つけていく必要がある。シーズン終盤でもあるため、怪我の無いようにを念頭に置いてチームで取り組んでいく。

 

福澤晃平(茨城)
立ち上がりの1Qこそ悪かったが、3、4Qは我慢強くディフェンスしてどっちに転ぶか分からない状況で勝ち切れなかったことは自分たちに何か足りなかった。人数は少ないが、この人数で戦うしかないのでチームとして良くなっていくように頑張る。
昨日は調子良い時の自信が出せなかった。今日は出だしこそ悪かったが、後半は出せており特にディフェンスが頑張れた。昨日よりもシュートが決まっていたことも良かった。
昨日は受け身になり、すべて相手にやりたいことをやられていたが、今日は少しは改善で来ていたと思う。
どんないい試合をしても負けは負け。残り試合、千葉のような上位チーム相手に1つでも勝ち星を付けられるようにしたい。

 

鶴巻啓太(茨城)
試合を通して1Qが悔やまれる。2Q以降はディフェンスも含めていい試合が出来ていた。個人的にも1Qでターンオーバーが多く(3個)申し訳なかった。
昨日、スミスにファストブレイクや3Pで活躍されてしまっていたので、今日は点を取らせないことを意識してディフェンスした。結果的に19得点されたことは悔しい。

 

Jbasket nissy’s eye
最後の最後まで展開の読めない試合となったが、第4Q終盤に底力を見せた千葉ジェッツが茨城ロボッツを上回った試合だった。
選手が9人と苦しい茨城に対し、千葉は点差がある段階でポイントガードの富樫を効果的に休ませるなど、試合は最後までもつれたが、千葉の余裕と力の差を感じる試合となった。

【Wリーグ】シャンソン勢いそのままデンソーを撃破セミファイナルへ/吉田舞衣3P4本「 今日は無我夢中でやっていました」 QF②

【Wリーグ】シャンソン勢いそのままデンソーを撃破セミファイナルへ/吉田舞衣3P4本「 今日は無我夢中でやっていました」 QF②

4/3(日)トッケイセキュリティ平塚総合体育館
クォーターファイナル②
デンソー 71-81 シャンソン化粧品
1Q 17-21
2Q 11-23
3Q 24-18
4Q 19-19

<シャンソン>
#7 ディヤイ ファトー 21得点 10リバウンド
#45 佐藤由璃果 18得点
#14 吉田舞衣 16得点(3P4/9)
#1 小池遥 10得点 14アシスト

<デンソー>
#8 高田真希 18得点
#12 赤穂さくら 14得点 12リバウンド
#88 赤穂ひまわり 11得点 9リバウンド

デンソーはスティールも出て得点といい入りをして、すぐさまトランジッションバスケで得点する。ひまわりと吉田のマッチアップも注目になる。お互い速い展開で得点を入れていく。メンバー変えてシャンソンはディフェンスをハードに当たり、ボールを展開してシュートを決め切り逆転する。

2Qでシャンソン吉田がスリーポイントを連続で得点して2桁得点差にする。昨日の試合の勢いがそのまま出て流れをシャンソンに引き寄せる。一方、タフショットを打つデンソーに対して、大きく展開してインサイドをフリーにして得点するシャンソンはリードを13点差にする。デンソーはタイムアウト後も中々シュートが決まらず、そこからシャンソンの怒涛のオフェンスで20点差まで開く。デンソーなんとか得点して44-28シャンソンリードで折り返す。
前半終わって、2Pの成功率が倍以上あり、デンソーは8/25に対して、シャンソンは17/25と数字に表れている。

後半はデンソーがシャンソンのディフェンスを振り切ってシュートを決め切れるか。ひまわりのジャンパー、さくらのインサイドで得点とデンソー得意のプレーが出る、またシャンソンも吉田が後半も入りからチームを引っ張る。シャンソンはディフェンスのヘルプも変わらず良く、速攻出して巻き返す。吉田のスリーポイントでまたまた20点差近くにするが、デンソーもひまわり、高田の得点で9点差に追い上げる。そこをシャンソン吉田のスリーポイントでまたまた引き離す展開から62-52シャンソンリードで最終クォーターへ。

デンソー高橋のスリーポイントから入り7点差に追い上げるが、シャンソンも得点して入れ合いになる。デンソーのゾーンディフェンスもスペースを見つけて得点するシャンソンの勢いはそのまま維持する。
再びデンソーは立て直し落ち着いてシュートを決めて、残り5分程で8点差に追い上げる。
それでも時間は過ぎていきデンソーは中々シュートが決まらない中、シャンソンはフリーを作ったり、見つけて得点を重ねていき、点差を詰められなかったデンソーに対して、勢いそのままのシャンソンは勝利してセミファイナルにコマを進めた。
4/9(代々木第二体育館)から始まるセミファイナルでは、トヨタ自動車と対戦する。

写真提供 Wリーグ

 

 

試合後コメント

吉田舞衣(シャンソン)
デンソーより1試合先にしているので、体力面では不利だったかもしれないけど、勢いに乗ったままシャンソンが走れたのが勝てた要因だと思ってます。
リバウンドでは、自分達は大きくないので取る事が出来なくても、弾いてタップする事で誰かが拾ってくれるという信頼をみんなが意識持って出来たのが成長出来たと思います。
今日は無我夢中でやっていました。打つべきところはディフェンスの対応見ながら打つようにしていました。
セミファイナルでのトヨタ自動車戦は、これから調整して、HCとチームメイトを信じて頑張りたいです。

 

小池遥(シャンソン)
40分間通して自分達の集中力が切れずに最後までやり通したのが勝ちに繋がったと思います。シーズン通して出だしが悪かったけど、この2試合最初から集中して自分達らしく出来たと思ってます。
セミファイナルは、全員で守り切る事、チームワークで負けないようにやっていきたいです。

 

李 玉慈HC(シャンソン)
今日の試合は今まで準備してきたものが出せたと思います。選手もよく頑張ってたし、何より一丸となっている姿は心にきました。
デンソーは簡単に勝てる相手ではない、高さは勝てないので、そこは今日強調してやりました。リバウンドは、ほぼついていってたのでいい試合が出来ると思ってました。
セミファイナルをどう突破するかこれから準備します。

 

高田真希(デンソー)
シャンソンのバスケットが凄く良くて自分達のディフェンスが後手に回って上手く出来なかったのが敗因だと思います。気持ちで補いきれないくらい相手が良くて自分達のディフェンスの技術、いい判断が出来なかった。
今日でシーズン終わって悔しいです。振り返りはすぐは出来ないけど、いい事もあり、そうじゃない事もある、これが自分は大切だと思ってますし、バスケットボールだけが自分の人生じゃないので、こういった経験が、必ずいい経験になると思ってます。この結果に一喜一憂せずに、自分の目標や、やりたい事を見失わずにこれからも過ごしていきたいと思います。

 

赤穂ひまわり(デンソー)
入りから相手のペースで全部自分達のプレーが後手後手に回ってしまった。焦ってはいなかったけど、3Qで点差を詰めて追いつけなかったのは相手がよかったと思います。
来シーズンはもっとレベルアップしてチームの勝利に貢献したいと思ってます。

 

マリーナ・マルコヴィッチHC(デンソー)
シャンソンを称えたいと思います。シャンソンは若手のチームで成長してくるだろうと思ってました。実際今日タフなゲームになりました。
一つ言えることは、大事な時期にコロナの影響を大きく受けて難しい状況を乗り越える事が出来なかった。事実として話せるのはこの事と思います。

 

 

【Wリーグ】富士通がセミファイナルへ/ 町田瑠唯「4Qディフェンスで我慢出来て自分達のリズムに持っていけた」QF①

【Wリーグ】富士通がセミファイナルへ/ 町田瑠唯「4Qディフェンスで我慢出来て自分達のリズムに持っていけた」QF①

4/3(日)トッケイセキュリティ平塚総合体育館
クォーターファイナル①
トヨタ紡織 61-71 富士通
1Q 14-20
2Q 17-20
3Q 24-8
4Q 6-23

<富士通>
#11 篠崎澪 17得点
#99 オコエ桃仁花 16得点 6リバウンド 5ブロック
#52 宮澤夕貴 13得点(3P3/4)
#10 町田瑠唯 11アシスト 7得点

<トヨタ紡織>
#8 東藤なな子 14得点
#15 加藤優希 12得点
#13 平松明日香 12得点

トヨタ紡織の入り良く、ディフェンスのギアも上がっていいディフェンスから入る。
すぐさまトランジッションを見せて富士通も返していく速い展開に。東藤と町田のマッチアップから東藤がターンアラウンドで決める。オコエ、内尾のスリーポイントで富士通が走る。そしてディフェンスでトヨタ紡織にオフェンスをさせない。

2Qはトヨタ紡織がボールを展開出来て得点して、ディフェンスでも富士通にオフェンスをさせずいい流れを掴んでいき2点差にする。
富士通はそんな時間帯でもアウトサイドからオコエ、宮澤夕貴が決めて流れを切る力を見せて40-31で富士通リードで折り返す。

後半に入って、トヨタ紡織が反撃する。東藤が3連続得点で一気に2点差に、東藤も爆発して、トヨタ紡織のオフェンスを富士通ディフェンスも中々止められない。富士通町田のパスもトヨタ紡織にスティールされ流れはトヨタ紡織にいく。富士通は裏をつくがフィニッシュが決まらず、トヨタ紡織が逆転してこのクォーターはトヨタ紡織のクォーターにする。さらに加藤がスリーポイント決めて点差を広げる。中々オフェンスがうまくいかない富士通だったが、内尾スリーポイント、町田がそのままドライブでレイアップで逆転する。ここからお互い点を入れ合って拮抗して、抜けたのはトヨタ紡織で55-48リードで最終クォーターへ。

富士通はオコエのスリーポイントで勢いつけて、町田のドライブから得点で追い上げ、宮澤のスリーポイントで逆転、そして篠崎のスリーポイントで一気に富士通の流れに自分達で引き寄せる。シューターもしっかり自分のポジションで待って必ずくるパスを決め切る富士通の強さが出る。
インサイドでのオコエのディフェンス、町田と篠崎の速攻で一気に点差を2桁得点差にする。その後リードを保ち富士通が勝負所の爆発力を見せて勝利し、セミファイナルにコマを進めて4/9(代々木第二体育館)から始まるセミファイナルでENEOSと戦う。

写真提供 Wリーグ

 

 

試合後コメント

町田瑠唯(富士通)
自分達のリズムを掴んだ時に、ターンオーバーしてしまったり、イージーシュートミスをしたり、乗り切れなかったところがあった。
後半特に、4Qでしっかりディフェンスで我慢できて、リバウンドも一回で取り、自分達のリズムに持っていけた事が今日の勝因だと思います。
セミファイナルENEOS戦には、インサイドとガードが起点にオフェンスするチームなので、そこをどれだけ全員で抑えて、リバウンドも強いチームなので一回で取り切ることが大事。

 

オコエ桃仁花(富士通)
チームミーティングで、リーグのディフェンスNo. 1が富士通で、トヨタ紡織がディフェンス2位のチームだったので、ディフェンスの戦いになるのを予想していた。ディフェンスの寄りが速かったので中々リングにアタック出来なかったんですけど、最後は中と外のバランスが取れてプレーが出来たので勝つ事が出来たと思います。我慢して自分達の流れが来ると信じてやりました。
ENEOS戦は、渡嘉敷選手とマッチアップするのでしっかり足でディフェンスしていい波に乗らせないようにする、勝ち方を知っているチームだけど、この2試合で自信もついているので、富士通らしいバスケットをして頑張りたいです。

 

BT・テーブスHC
今日の試合はディフェンスの勝負になると思っていた。我慢の時間がすごく大切になる。前半の最後はごちゃごちゃにオフェンスがなってしまった。指示が選手に届いていなかったので、ハーフタイムに話し合ったが、3Qリードされて、チームは落ちてたが修正してその後、選手達は切り替えられた。ディフェンスで止めたのが目立って、最後は選手がいいシュートを決めてくれた。
ENEOS戦には、自分達のオフェンス、ディフェンスに集中した方が大切。渡嘉敷選手に爆発させないようにさせる。

【Bリーグ】千葉が茨城を圧倒/大野HC「4Q若い選手が素晴らしいエクスキューション、エナジー高く、彼らの自信になったと思う」

【Bリーグ】千葉が茨城を圧倒/大野HC「4Q若い選手が素晴らしいエクスキューション、エナジー高く、彼らの自信になったと思う」

3/2(土)アダストリアみとアリーナ
茨城 63-92 千葉
1Q 17-31
2Q 12-9
3Q 28-30
4Q 6-22

<千葉>
#34 クリストファー・スミス 23得点
#14 佐藤卓磨 14得点
#1 ジョシュ・ダンカン 12得点
#21 ギャビン・エドワーズ 10得点

<茨城>
#21 エリック・ジェイコブセン 15得点
#2 福澤晃平 12得点
#55 谷口大智 11得点

茨城は、トラソリーニ退団、多嶋の不在も含めて9人で戦う厳しい試合となった。
千葉はシュートが決まらない入りだったがしっかり展開してコーナーやドライブからパスと千葉のバスケットをして得点する。茨城もアウトサイドから決めていく。スターターの赤穂、ダンカンからギャビン、原に代わってもインサイドの大きさ、攻守に渡って変わらないのが強みになる。富樫、谷口と日本代表がスリーポイントを決めて会場を盛り上げる。
千葉スミスはスペースがあれば打っていき、ドライブとシュートを決め切る。大倉もピック&ロール、コーナーからジャンパーを決めて追い上げる茨城を引き離す。

2Qも千葉から得点して、なんとか16点差を埋めていきたい茨城は福澤の3本連続スリーポイントも出て追い上げていき10点差にする。その後も追い上げていく茨城に、それでも千葉はメンバーも変えても、しっかり得点して40-29千葉リードして折り返す。

後半は、茨城が積極的に得点するも、千葉はアウトサイド、ペリメーターから得点して決め切り一気に点差を広げて3分ほどで20点差にしてランする。茨城はパスコースをしっかり抑えられて厳しい時間帯が続く。福澤が気を吐きスリーポイント決めるもスミスがすぐさまスリーポイント、谷口もスリーポイント決めて大事な時間帯になる。一旦は20点差ほどになったがまた茨城がファイトして追い上げる。このクォーターは入れ合いになり千葉リードで最終クォーターへ。

入りは千葉が茨城がやりたいトランジッションのバスケをして得点して入る。入りで流れをつかみたかった茨城は千葉のディフェンスを崩せず中々2ケタ得点差を詰められない。
そこから大倉、ラシード、二上、赤穂と若手が残り時間ををしっかり千葉のバスケットを展開、二上がスリーポイントも決めて見応えある時間帯になる。
リードは開き千葉が茨城を追いつかせずに圧倒してGame1を勝利する。千葉はマジック15で東地区1位、茨城は東地区10位に位置している。

 

 

試合後コメント

大野篤史HC(千葉)
「ゲームスタートからアグレッシブにディフェンスが出来たと思います。ディフェンスのリズムをオフェンスに繋げられたが途中、ディフェンスの強度が下がっだ時に自分達でリズムを崩したので、しっかり修正しないといけない。4Q若いプレイヤーが入った時に、素晴らしいディフェンスをしてくれた。エクスキューション、エナジー高く、彼らの自信になったと思います。最後のチャンスをしっかり自分のものにしたので、重要な局面でも試したい。一回のチャンスを掴んだだけでは足りないので、それも積み重ねる事が重要だと思います。」

 

谷口大智(茨城)
「厳しい流れで始まって1Qに30点以上取られるのは良くない。9人で誰一人諦めずコートに立って責任を全うしてくれいた。本来、自分達のやりたいバスケを千葉さんにやられたので明日はしっかり修正していきたい。
チームとしては20勝越えを目指して引き続き全員で戦いたい。個人としては、日本人ビックマンとしてチームに勢いをつけてベストメンバーでプレイしていきたい。」

【NBA】八村塁21得点シーズンハイタイ、ドンチッチをブロック/ドンチッチ「自分達がどうプレーしていけばいいかはわかっている」

【NBA】八村塁21得点シーズンハイタイ、ドンチッチをブロック/ドンチッチ「自分達がどうプレーしていけばいいかはわかっている」

ワシントン キャピタルワンアリーナ
マブス 103-135 ウィザーズ 
1Q 30-41
2Q 23-26
3Q 25-27
4Q 25-41

<ウィザーズ>
八村塁
28分出場
21得点 (FG8/14 3P3/4 FT2/3)
5リバウンド
4アシスト
1スティール
1ブロック
2ファウル

KCP 36得点(キャリアハイ)
ポルジンギス 24得点 9リバウンド

<マブス>
ドンチッチ 35得点 7リバウンド 6アシスト

4/2(日本時間)NBAは終盤を迎えている。ウィザーズはプレーイントーナメントも出場が出来なくなってしまったがキャピタルワンアリーナはこの時期でも満員でファンは大盛況で、マブス相手に素晴らしい試合を展開する。
また、ウィザーズのポルジンギスはマブスからトレードでウィザーズに移籍した為にそこも注目になった。結果24得点、9リバウンドと大差に多く貢献し、ウィザーズも選手もポルジンギスの事も含めて戦っていたのご試合後にわかった。
試合もゲーム最初から最後までウィザーズの流れを作ってマブスを圧倒する。八村塁がこの試合で後半にドンチッチをブロックするシーンがインパクトがありこの試合を象徴するシーンだった。

マブスはこの試合で西地区4位になるが、僅差で上位を争っていていい位置でプレーオフを迎えたい。

 

試合後コメント

ルカ・ドンチッチ(マブス)
「ディフェンスが酷かった。
1Qだけでなく、試合を通してディフェンスが酷かった。もっと激しくDFをするべきだった。ちゃんと映像を見直して修正していけば問題ない。自分達がどうプレーしていけばいいかはわかっているからプレーオフに向けてまずは映像を見てそこから始める。」

 

【Wリーグ】今シーズンで引退を表明した三好南穂が3PとFT部門で2冠/ 高田真希、渡嘉敷来夢、町田瑠唯も受賞

【Wリーグ】今シーズンで引退を表明した三好南穂が3PとFT部門で2冠/高田真希、渡嘉敷来夢、町田瑠唯も受賞

Wリーグ今シーズンのリーダーズが発表された。日本バスケ界を牽引する高田真希、渡嘉敷来夢や、今年からからWNBAに挑戦する町田瑠唯、3×3で東京オリンピックで活躍した馬瓜ステファニーも輝いた。スティールでは山梨の水野菜穂が初受賞になった。

また、3/30(水)に突然公式SNSにて日本代表でオリンピック銀メダルに貢献した、屈指のシューターの三好南穂選手が今シーズン限りで引退表明した。

 

リーダーズ

得点
高田真希 (デンソーアイリス#8)
2年連続 8回目受賞 (計354点 Avg.19.67)

 

アシスト
町田瑠唯 (富士通レッドウェーブ#10)
5年連続 6回目受賞 (計161本 Avg.8.05)

 

リバウンド
渡嘉敷来夢 (ENEOSサンフラワーズ#10)
2年連続 4回目受賞 (計264本 Avg.11.00)

フィールドゴール成功率
渡嘉敷来夢 (ENEOSサンフラワーズ#10)
8年連続 9回目受賞 (計167/238本 69.58%)

 

スティール
水野菜穂 (山梨クィーンビーズ#74)
初受賞 (計48本 Avg.2.18)

 

ブロックショット
馬瓜ステファニー (トヨタ自動車アンテロープス#33)
初受賞 (計40本 Avg.2.00)

 

スリーポイントシュート成功率
三好南穂 (トヨタ自動車アンテロープス#12)
4年ぶり 2回目受賞 (計40/77本 51.95%)

フリースロー成功率
三好南穂 (トヨタ自動車アンテロープス#12)
初受賞 (計34/37本 91.89%)

 

 

【Bリーグ】島根が三遠に勝ち7連勝 金丸9試合ぶりで10得点、安藤cap「どれだけチームメイト達と雰囲気をお互い感じられるか」

【Bリーグ】島根が三遠に勝ち7連勝 金丸9試合ぶりで10得点、安藤cap「どれだけチームメイト達と雰囲気をお互い感じられるか」

3/30(水)三遠と島根は以前の代替試合になった為、週末の試合から3試合連続の対戦となる。
前節では、島根が2連勝をしているので同カード3連敗は免れたい三遠はラベナを中心にプレーするが、松脇、津屋の若手たちがチームにパワーを注いで勝利出来るか。
また、島根は33勝10敗と琉球に次いで西地区2位、全体で4位と好成績で、チャンピオンシップでどこまで行けるか注目された。

 

3/30(水)豊橋市総合体育館
三遠 65-91 島根
1Q 16-25
2Q 15-27
3Q 20-18
4Q 14-21

<島根>
ニック・ケイ 19得点
ウィリアムスニカ 16得点 13リバウンド
ペリン・ビュフォード 16得点
白濱僚祐 12得点
金丸晃輔 10得点
安藤誓哉 10得点

<三遠>
マックス・ヒサタケ 20得点 20リバウンド

試合の入りが大事な三遠は、杉浦が得点をリードする。島根は白濱がこのクォーターフリーでスリーポイントを2本決める。この試合で12得点でチームに貢献。カーターを欠く三遠はヒサタケがインサイドを牽引する。その後は島根がスティールからニック・ケイがダイブ、またペイントからしっかり得点、そして9試合ぶりの復帰となる金丸がいきなりスリーポイント決めて流れを作る。

2Qに入っても島根はしっかりリバウンド取って速攻で得点する。なんとか離されないでついていきたい三遠は、ポールの展開が上手くいかず、タフショットやシュートのフィニッシュが決まらず、決めていきたい。一方島根はトランジッションからシュートを決め切り、52-31島根リードで折り返す。

 

後半に入って、島根はゾーンディフェンス、マンツーマンと仕掛けていき、ディフェンスから得点して点差が開いた前半の流れをそのままキープする。
三遠はこのクォーター踏ん張り、ヒサタケが得点、リバウンドと奮起して個人技を見せる、この試合20得点、20リバウンドのダブルダブルとチームを牽引する。また、スティールからフリーのラベナのスリーポイント決めて流れを持っていかせないようにする。島根は点差を持っているがディフェンスから立て直して修正する。

最終クォーターで松脇、ヒサタケで得点とディフェンスで三遠らしさを出す。
島根はビュフォード、ニック・ケイのピック&ロールで得点、アウトサイドから金丸が決めるという島根の強さを見せつけて流れを三遠に渡さず、点差をキープして勝利して7連勝。CSに向けてここから全開で行くことになる。一方三遠は8勝33敗と西地区最下位であるが、清水HC代行の試合後コメントにあるようにここから立て直しを計る。ファンもそれを待ち望んでいる。

 

試合後コメント


安藤誓哉(島根)

「常にアグレッシブに攻める事を開幕当初から強い気持ちで思ってやっていて、それが一番大事だと思ってます。そして更に大事なのはマインドで、一瞬の油断はダメである程度の緊張感持って戦う事、どれだけチームメイト達と雰囲気をお互い感じられるか。もっとチームメイトとコミュニケーション取っていきたい。そして個人としていつもやっている事の徹底、ターンオーバーを減らすのを、みんなでやると流れが戻るのでそこを意識してやっていきたい。」

 

ポール・ヘレナHC(島根)
「本当に出だしも素晴らしく全体通しても最後まで良くて、3Qはちょっとやり返されてしまった所もあるけど、いい試合だっと思います。この2週間チームはずっと出っ放しだったけど、みんなで強い意志で乗り越えたことを誇りに思います。」

 

清水HC代行(三遠)
「プレーのクォリティを上げたいとハーフタイムで思いその為にプレーをシンプルにしていくしかない。チーム、選手のメンタルの所を一番気にしています。崩れると一気に崩れてしまって、メンタルのヤマを無くしていかないと非常に厳しい試合になると皆んなにも伝えました。をモチベーションにするかいう所を一人一人明確に持たないとモロさが伝染してゲームが決まってしまうと感じてます。そうならないように残りの試合をやっていかないといけない。自分のチャレンジでもあります。」

 

マックス・ヒサタケ(三遠)
「自分としてはエナジー出して、コミュニケーション取って臨みたいと思ってました。後半自分もステップアップして頑張ったんですけど、勝つには足りなかったので次に向けてベストを尽くすしかない。小さい事を大事にして、チームを鼓舞して、ポジティブな雰囲気をもたらす事が出来れば、それが私のいい仕事が出来たかどうかの目安になります。みんなで勝利するために一丸となって戦う事が出来るのが大事で、チームをリードしていきたい。」

 

【Wリーグ】町田瑠唯 谷村里佳 稲井桃子 坂本美樹 渡邉亜弥 小池遥 /4/2.3プレーオフに向けて各チームキャプテン会見

【Wリーグ】町田瑠唯 谷村里佳 稲井桃子 坂本美樹 渡邉亜弥 小池遥 /4/2.3プレーオフに向けて各チームキャプテン会見

2021-22シーズンが終了してプレーオフに突入する。今シーズンもコロナ禍で試合も全て開催されず、各自で練習したり、zoomでトレーニングやメンタル面でケアし合ったりと、チームも難しい状況で厳しいシーズンを乗り切った。

4/2.3で一発勝負のセミクォーターファイナル、クォーターファイナルがトッケイセキュリティ平塚総合体育館開催される。そのチームのキャプテンが3/29(火)にオンラインでプレーオフに向けて会見が行われた。

提供:Wleague

 

4/2(土) セミクォーターファイナル① 日立ハイテククーガーズ vs 富士通レッドウェーブ

<日立ハイテク>
谷村里佳cap

「開幕してからいい戦いが出来たけど、怪我人も出て主力選手が中々揃わない状態が続いて結果として負けが続いていたので苦しい状態が長かったと思います。後半は選手も戻ってきてプレーオフでは全員揃って戦えるんじゃないかなと思っています。
富士通は、オールラウンダーの選手が沢山いる印象が1番あります。展開が速いバスケット、スリーポイントが多いチームと思ってます。
町田選手から展開されて、オコエ選手も警戒していきたい。スリーポイント、ドライブで身体のあたりも強く勢いに乗ったら中々止められないのでしっかり対策していきたいです。
目標がベスト4なのでまず初戦から頑張っていきたい。」

 

<富士通>
町田瑠唯cap

「今シーズンは新しい選手が加入して、富士通のバスケットに慣れるまで時間はかかったと感じているんですけど、2.3年目の選手が試合での経験も増えて成長していて、選手層が厚くなってきていると感じています。
日立ハイテクは、インサイドの強い印象で、アウトサイドが当たってノッてくると怖いチームだと思っています。
谷村選手、北村選手は警戒で、谷村選手のインサイドの得点からプレーが作られているのでそこをしっかり止めにいきたいと思いますし、北村選手がノッてくるとチームもノッてくるのでチームとして守っていきたいです。
一発勝負になるので富士通らしいバスケットして勝ち進んで行きたい。」

 

4/3(日)クォーターファイナル①
(上の勝利チームと対戦)

<トヨタ紡織サンシャインラビッツ>
坂本美樹cap

「シーズン前半は負けが続いてしまったけど、試合を重ねるにつれて練習で強調してきた事が試合で段々と形になって手応えを感じています。
どちらが勝って上がってきても自分達のバスケットは変わらないと思うのでしっかり試合に向けて準備しています。富士通にはシーズンで2敗してしまってるので勝ち切って借りを返したい気持ちはあります。#8 東藤選手と#15加藤選手がキーになると思います。攻守において起点になるので安定したプレーで引っ張ってくれると思います。強みの速攻を軸に全員バスケットで40分間戦い抜きたいと思います。そして挑戦者として楽しんでベスト4の壁を越えられるように頑張ります。」

 

4/2(土) セミクォーターファイナル② 三菱電機コアラーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック

<三菱電機>
渡邉亜弥cap

「今シーズンは途中から試合を重ねるにつれてチームも上手くいくようになって、右肩上がりになってきているんじゃないかなと思います。
シャンソンは、若くて走るイメージがあるので、そこをどれだけ止められるかが大事だと思ってます。
小池選手のドライブ、ピック&ロール、スリーポイントなど全部器用に出来る選手なので、自分達が止められるかと、吉田選手のスリーポイントが当たってくると怖いので止めていきたい。勢い乗った方が勝つので、それ一つだと思います。勝ち進んでいきたいと思います。」

 

<シャンソン化粧品>
小池遥cap

「シーズン前半は上位チームと戦って負けてしまって苦しい展開が続いたんですけど、途中から自分達のバスケットがしっかり出来てきて噛み合うようになって、チームも一歩ずつ成長出来てると感じていました。
三菱電機は、中と外のバランスが良くて、中に寄ると外でスリーポイントを決めるというプレーをやられてしまう印象です。
渡邉選手はエースでもあり、オフェンスもディフェンスも中心に展開してるので、みんなで守っていけるようにしたいです。
昨シーズンもセミクォーターファイナルで戦って負けているので、今年はリベンジも兼ねて40分間自分達のバスケットして、目標であるベスト4に向かって頑張りたいです。」

 

>4/3(日)クォーターファイナル②
(上の勝利チームと対戦)

<デンソーアイリス>
稲井桃子cap

「HCが2年目のシーズンなので全員が求められるバスケットを理解してコートで表現出来てきいるので手応えはあります。
シャンソンは小池選手を中心に個々の能力が高くスピーディなバスケットのイメージです。三菱電機はチーム力があって中と外のバランスが良いチームなのでどちらが勝ち上がってもいいようにしっかり準備していきたいです。
#7高橋選手は今シーズンプレータイムも伸びていて、1番成長している選手なのでクォーターファイナルでも期待したいです。
負けたら終わりの一回勝負なのでしっかりいい準備をして戦っていきたいです。」

 

 

 

【Wリーグ】ENEOSリーグ1位で終了/ 渡嘉敷来夢「この先まだこれでは勝てないのでプレーオフに向けて準備」

【Wリーグ】ENEOSリーグ1位で終了/ 渡嘉敷来夢「この先まだこれでは勝てないのでプレーオフに向けて準備」

3/27(日)トッケイ平塚総合体育館
デンソー 61-77 ENEOS
1Q 16-20
2Q 9-16
3Q 21-20
4Q 15-21

<ENEOS>
星杏璃 23得点 (3P4/6)
奥山 理々嘉 20得点 (3P6/8) 6アシスト
梅沢カディシャ樹奈 18得点 18リバウンド 4スティール

<デンソー>
高田真希 9得点 4リバウンド
赤穂ひまわり 9得点 6リバウンド

怪我人でメンバーを変えて挑むENEOSに対して、デンソーもコロナ禍で練習が中々出来てない状態で最終戦に挑む難しい試合になった。

ゲーム入りからENEOSは積極的にいくがパスがうまく展開しない入りでデンソーがリードするが、ENEOSは奥山が連続で得意のスリーポイントで返していき、ディフェンスでもブロックとチームに貢献。ペイントは両チーム激くやりあう。ENEOS渡嘉敷は若手中心のチームにゲームをメイクしてチームを牽引する。

2Qはデンソー、ENEOSもズレを作ってインサイドにアタックして得点していく。裏をついていくがターンオーバーも出る、ENEOSがシュートを決め切って徐々にリードし、36-25ENEOSリードで折り返す。

この試合を通してENEOSは7人で回して後半どんなプレーをするか、またデンソーは追いかけて逆転するか。

デンソーはディフェンスのギアを上げて、インサイドとアウトサイドとシュートを決め切って3Q一気に追い上げて、本川のスリーポイントで同点。ディフェンスでオールコートで仕掛ける。ENEOSは個人の得点力が爆発する、フリーでコーナーからこの日スコアリーダーの星、奥山がスリーポイントを決めて追い上げてきたデンソーを引きはなし、56-46ENEOSリードで最終クォーターへ。残り5分ほどで12点のビハインドをどう追い上げるか。ディフェンスでENEOSの星、高田でコントロールしてからドライブして得点と追い上げるデンソーを突き放し最後までリードを保ってENEOSが若手のメンバーで構成されていい試合で勝利する。

この試合の結果で今シーズンの順位が決定して、ENEOSが1位、デンソーが3位という結果になった。

 

プレーオフは、4/2.3から様クォーターファイナルvトッケイセキュリティ平塚総合体育館)が始まる。4/9.10.11はセミファイナル(代々木第二体育館)、4/16.17.18はファイナル(代々木第一体育館)で行われる。

 

第23回Wリーグ レギュラーシーズン最終順位
1位 ENEOSサンフラワーズ 勝点43 19勝5敗
2位トヨタ自動車 アンテロープス 42 20勝2敗
3位 デンソー アイリス 40 18勝4敗
4位 トヨタ紡織 サンシャインラビッツ 40 16勝8敗
5位 富士通 レッドウェーブ 37 17勝3敗
6位 シャンソン化粧品 シャンソンVマジック 37 13勝11敗
7位 三菱電機 コアラーズ 36 14勝8敗
8位 日立ハイテク クーガーズ 34 10勝14敗
9位 東京羽田ヴィッキーズ 28 6勝16敗
10位 山梨クィーンビーズ 28 6勝16敗
11位 アイシン ウィングス 26 6勝16敗
12位 プレステージ・インターナショナル アランマーレ 26 2勝22敗
13位 新潟アルビレックスBBラビッツ 25 1勝23敗
※上位8チームがプレーオフ進出

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢(ENEOS)
「4日で3試合はタフだったし、メンバーも違うので、自分には良い経験だったと思います。若い選手達とも練習も少なく自分の持ち味を出していこうと伝えた。それに自分が我慢する事が大事ですしリバウンドや他の部分でチームをサポートしようと思って試合に出てました。若い子達が良いゲームをしてくれたが、この先まだこれでは勝てないのでプレイオフに向けて準備できれば良いなと思います。帰ってくるメンバーもいるので合わせてチームとして戦っていけたら良いと思います。」

 

奥山 理々嘉(ENEOS) 20得点(3P6/8)
「ミスが続いた時間帯もあったけど自分の仕事のスリーポイントを打てたのは良かったです。これからファイナル、セミファイナルとあるのでもう少しチームとしてオフェンスを考えてやっていきたい。迷わず良い判断をしている時はいいシュートが打てているのでしっかり見てプレイしたい。チームの目標は2連覇なのでしっかり整えていきたい。」

 

高田真希(デンソー)
「先ずはレギュラーシーズンを終えられた事は良かった。目標である日本一になるチャンスはあると思うが、今日みたいな試合では勝てないので、やるべき事をしっかり練習していきたい。プレイオフは負けたら終わりなので、しっかりチームの目標の日本一を目指して、自分の得意なリバウンド、得点を取ることが重要で自分の仕事だと思う。その中で沢山の方々に見てもらるチャンスでもあるので会場に見に行きたいと思って貰えるプレイで盛り上げていきたい。」

【Bリーグ】張本天傑「地区優勝目指す、個人的目標は減量です、3番ポジションの身体に戻しますよ」/ 名古屋Dが川崎に勝利

【Bリーグ】張本天傑「地区優勝目指す、個人的目標は減量です、3番ポジションの身体に戻しますよ」/ 名古屋Dが川崎に勝利

天皇杯を連覇した川崎は7連勝なるか、新たな選手も加入してした名古屋Dは終盤地区優勝を目指す、両チームの戦いは粘り合って最後までもつれる展開になる。

3/26(土)川崎市とどろきアリーナ
川崎 84-89 名古屋D
1Q 18-23
2Q 21-23
3Q 30-20
4Q 15-23

<名古屋D>
コティ・クラーク 16得点
レイ・パークスジュニア 15得点
スコット・エサトン 14得点 18リバウンド
齋藤拓実 12得点
張本天傑 10得点

<川崎>
マット・ジャニング 21得点
藤井祐眞 20得点
ニック・ファジーカス 16得点 11リバウンド

齋藤と藤井のマッチアップ、張本とヒースのインサイドでのマッチアップに見応えありで、名古屋張本が2本スリーポイント決めてリードすれば、川崎前田も入れ返す。1Qから名古屋のディフェンスの強度が上がってシュートを打たせず、移籍したオヴィ・ソコがドライブから交わしてレイアップで決めて名古屋の流れにする。23-18名古屋Dリードで1Q終える。

名古屋はオフェンスリバウンドを継続して取り、打ち続けインサイドにつながり得点して2ケタ得点差にして徐々に名古屋の流れになっていく。

川崎は藤井はスリーポイントを決めていき、点差はあるが名古屋のペースにはさせない。2Q終盤、藤井のスピンムーブからレイアップで勢いつけ、名古屋からスティールしてジャニングがファウルもらうがフリースロー決めきれず46-39名古屋リードで折り返す。

後半は両チームのスリーポイントの入れ合いで川崎はジャニング、藤井、名古屋はクラーク、レイ・パークスJrが決める。
オヴィ・ソコの速攻からダンク、ニックはバスカンとインサイドとアウトサイドで得点する。
とうとう6分過ぎて川崎は同点に追いつき、ニックで逆転する。名古屋も激しい川崎のディフェンスを掻い潜ってリバウンドに絡み、ファウルをもらい再逆転する。川崎が篠山から増田へ、ペイントにパスしてシュート決めて69-66川崎リードで最終クォーターへ。

シュートの一本一本が大事になってくる中、スペースを作ってしっかり打ち切って決め切るか
のクォーターは、名古屋はズレを作って狙っていく。川崎はオフェンスリバウンドでニックが踏ん張り、ファウルをもらって得点する。
名古屋はターンオーバーから立て直していき残り5分を切って同点にして追いつく。名古屋のディフェンスはスイッチングが速く川崎の選手はシュート決めきれずの中、名古屋は齋藤が値千金のスリーポイント、レイ・パークスJrの速攻で一気に得点して3分切って9点差にする。
川崎はディフェンスからスティール取って連続得点で5点差にする。

まさに、クラッチタイムでの攻防でアリーナは盛り上がる。
1分きって6点差リード守った川崎だったが、シュートが決まらずで拮抗した試合は名古屋が粘り勝利。CSに向けて強い名古屋を見せた。

 

 

試合後コメント

張本選手らしいコメントをもらった。

張本天傑(名古屋D)
今回は川崎さんが天皇杯優勝した後、僕らはチャレンジャーとして試合に臨んで前半は自分達のバスケが出来た。ビックラインナップにも対応できたが残念ながら3Qは相手の流れになって点を取られたのが、チームの修正点で、4Qは最後まで我慢出来た事が勝てた要因で明日もしっかり自分達のバスケが出来る様に頑張ります。
信州戦からシュートタッチも良くて、今日は相手のビックラインナップにもディフェンスからミスマッチにしっかり対応出来た。そこが自分の仕事だと思っているので全う出来て良かった。
まずは地区優勝目指して頑張っていく事、CSに出場する事をチームはシーズン最初からやってきたのでしっかり結果をフォーカスして頑張って行きたい。

個人的には、ここからの目標は減量もしたいです。シーズン最初に怪我人が出てやむを得ず4番ポジションをやって、そこで増量してしまって4番使用の身体にやってしまった。笑

コロナも挟んでキレが中々なくてずっと肉弾戦やってきました。最近は3番ポジションの出場時間が増えてるので、フォワード陣の身体に戻していけるように頑張っていきたい。個人的には食いしん坊なので、中々難しくて食べてしまうのですが目標はソコですね。笑

 

齋藤拓実(名古屋D)
東地区上位チームということもあり、簡単な試合にならないのは予想していました。特に、第3Qで30点の失点を許してしまったことは、チームの課題として明日は修正しなければならないです。ただ、第4Qで失点を抑えながら自分たちのペースでオフェンスを展開できたことは良かったと思います。
明日も難しい試合にはなると思いますが、練習でやってきたことができればまた勝ち切れると思うので、引き続き頑張ります。

 

ショーン・デニスHC(名古屋D)
良いディフェンスをやらないといけないと試合に入りました。3Q以外はそれが出来た。明日はそこを修正しなければいけない。過去3試合オフェンスが徹底出来ていなかったが今日はそこが出来た。特に4Q良かった。後はファウルの部分を考えていかないといけない。

 

藤井祐眞(川崎)
アウェイ2戦勝ってホームでなんとしても勝ちたかったですが、出だしスリーポイントを決められてしまったが3Qから立て直して、4Q残り5分くらいから相手のチェンジングディフェンスで得点が止まって、走られてしまった。そこは修正点で明日へ繋ぎたい。
最後の場面はしっかり止まる事が出来てれば状況判断出来たと思うけどアタックする事でズレは出来ていたし今日の試合そこからいい展開は作れていたので積極性は変わらず、最後ファウルも貰いにいったけど少し強引だった。もっと良いシュートを打ちたい。

 

佐藤HC(川崎)
「悔しいです。前半相手のプレッシャーでボール運びの所でオフェンスが作れない場面があった。後半アジャスト出来た所もあったが相手に走られ簡単に点を取られた。ファーストブレイクとセカンドチャンスで30点取られた所はチームとして徹底して明日はやり返したいと思います」

【NBA】エンビードとハーデンでレブロン不在のレイカーズに勝利/ハーデン「俺はこれからも止まるつもりはない」

【NBA】エンビードとハーデンでレブロン不在のレイカーズに勝利/ハーデン「俺はこれからも止まるつもりはない」

3/24(日本時間)
レイカーズホームのCryton.com Arenaにて東地区強豪76ersと現在西地区9位でプレーオフに向けてここから負けられないレイカーズとの試合が行われた。レイカーズは、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デービスが欠場した。

76ers 126-121 レイカーズ
1Q 27-30
2Q 34-22
3Q 32-39
4Q 33-30

<76ers>
J.エンビード 30得点 10リバウンド
J.ハーデン 24得点 7リバウンド 7アシスト
T.マクシー 21得点 7アシスト

<レイカーズ>
R.ウェストブルック 24得点 9リバウンド 8アシスト
D.ハワード 24得点 8リバウンド

この試合では、レブロンはひざを痛めた為、エンビード、ハーデンとの直接対決はなくなった。また、レイカーズのハワードは今シーズンのシーズンハイ24得点と大活躍した。レイカーズで今評価が急上昇中のモンクは23得点あげるが、レイカーズは勝ちに恵まれず31勝42敗と厳しい結果となった。
レイカーズはプレーオフに向けて戦っているが、ファンはここから魅せてくれると信じている。
また、76ersは、オフェンス力が爆発する。エンビード、ハーデンの得点が止まれば、ハリス、マキシーとアウトサイド、インサイドから得点してレイカーズを退けた。

 

試合後コメント


ジョエル・エンビード(76ers)

「いつもチームを率いることができるかと聞かれるが、ひとつひとつの試合を、オフェンス、ディフェンスどちらも関係なく一生懸命プレイして、チームメイトがプレイしやすいようにしている。」

 

ジェームズ・ハーデン(76ers)
「チームメイト達は全員が適切なマインドセットで試合に臨んでいるから、俺の仕事は彼らをより良くすることと、常にベストな状態でいる事だけだね。みんなが良い状態でコートに登場するから、俺はただに自分の仕事をするだけだよ。
基本に忠実に、それと同時に積極的にゴールを狙う。俺はこれからも止まるつもりはない。」

 

【Bリーグ】横浜が8連勝の千葉に競り勝つ/河村勇輝「富樫選手とのマッチアップは”やっぱり凄かったな”」

【Bリーグ】横浜が8連勝の千葉に競り勝つ/河村勇輝「富樫選手とのマッチアップは”やっぱり凄かったな”」

2022.3/23(水) 横浜国際プール
横浜ビー・コルセアーズ 76-75 千葉ジェッツ
1Q 29-17
2Q 21-17
3Q 10-22
4Q 16-19

<横浜>
パトリック・アウダ 20得点 8リバウンド
森川正明 11得点
レジナルド・ベクトン 9得点 15リバウンド
河村勇輝 6得点 12アシスト

<千葉>
富樫勇樹 16得点 6アシスト
クリストファー・スミス 16得点

千葉のスミスから得点、横浜はハモンズがインサイド、スリーポイントなど連続得点して7-2とリードして入る。追い上げる千葉に、横浜森井がドライブ、スリーポイントと積極的に決めるが、千葉も僅かなズレを見逃さず富樫が打って決める。河村、二上もコートイン、横浜のシュート確率が上がり森川、大庭のスリーポイントが2本含む5本決めてオフェンスが爆発、千葉相手に29得点あげて29-17で1Q終える。

2Q 大倉、キング開が頭からコートイン。インカレで活躍した選手たちのマッチアップもみどころとなる。横浜は河村を中心に勢いは変わらず果敢に攻める。千葉は大倉のジャンパーが決まるが、キング開もアタックを仕掛け2ケタ得点差を追う展開。横浜はリバウンドもしっかり、河村がコントロールしてフリーを作りインサイド、アウトサイドも決めていく。

両チームトランジションの攻防が続く。横浜は森川のスリーポイントが決まり千葉はタイムアウト、最大19点の得点差にするこの展開は中々見れない。

50-34横浜リードで折り返す。

後半は千葉がディフェンスからギアを上げてリバウンドから富樫のスリーポイント、ジャンパーと、連続得点、さらに速攻からのインサイドでファウルをもらって一気に9得点あげ詰めていく。千葉の強みはディフェンスからリズムを作って流れを完全に変えるか。

横浜は、詰められても逆転されずに、ルーズボール、リバウンドもファイトして押し返してリードを保つ。千葉が富樫のスリーポイントが決まり、このクォーター22-10と千葉の反撃で、
60-56で4点差、最終クォーターへ。

勢いに乗る千葉は、佐藤、西村のドライブからレイアップで、一気に同点。スティールしたスミスの速攻でファウルをもらいこの試合始めての逆転。

横浜は、ここで一気に離されずにオフェンスリバウンドを取り食らつき同点、千葉のタイムアウト後、横浜はベクトンのダンク、河村のドライブからキックアウトして、キング開がスリーポイントを決める痺れる展開。富樫vs河村のマッチアップが続く中、残り3分で同点になった後、森川がスリーポイントを決め更にスティールから河村の速攻に富樫がファウル。

1分切って4点差から、河村が富樫からスティールし、そのまま得点して6点差にして会場もここ一番の盛り上がり、千葉はタイムアウト。

残り39秒で富樫からギャビンに渡り得点して3点差というゲーム展開。残り14秒で3点差から富樫のスリーポイントが外れて、残り1.8秒スミスのスリーポイントが決まるも、76-75
横浜が粘りに粘った末に8連勝の千葉にホームにて大きな勝利を手にする。

 

 

試合後コメント

河村勇輝(横浜)
「入りが全てだった。スターターの先輩方の気持ちとアグレッシブさ、絶対に勝つぞという気持ちを全面に出してくれたお陰です。富樫選手とのマッチアップは”やっぱり凄かったな”というそれだけです。まだまだ自分では太刀打ち出来なかった。来シーズンまでにもっともっと練習します。アシストはチームが決めてくれたお陰です。
自分の中でも満足する事なく、ターンオーバー、フィールドゴールなどの課題もあるので日々練習していきます。」

 

青木HC(横浜)
「選手たちが自分達のやる事を遂行してくれた勝利、勝ったり負けたりした中しっかり自分達のやる事を見失わず前進してホームゲームで勝利できた事は嬉しい、選手たちの成長をひしひしと感じられる試合だった。キーとなる、ターンオーバーからの得点、セカンドチャンスからの得点を簡単にあげない事を遂行できた。選手たちの成長はまだまだこれから。水曜日ゲームに国際プールに来てくれたブースターの皆様に励みになりましたし、感謝しています。」

 

大野HC(千葉)
「やるべき事を40分間出来なかった悔しい試合です。前半の20分間ノーエナジー、ノーハッスル、ノーエクスキューション。これでは相手に立ち向かう事は出来ない。ゲームスイッチを入れればまだ間に合う油断した気持ちがあるんじゃないか。そこをコントロール出来なかったヘッドコーチの責任じゃないかと思います。」

 

富樫勇樹(千葉)
「怪我人とジョシュが出られないアクシデントもありながら、結果として負けてしまった。前半の20分間の反省点がかなりあるので次に繋げられる様にしたいと思います。前半と後半と選手の動きも明らかに違った、気持ちの部分だと思うと思います。河村選手とのマッチアップはこれまでも何度もしてますが、昨年からお互いシュートが入らない試合で今回は自分が負けてしまった、アシストでやられた悔しい試合だった。スモールラインナップの中てリバウンドで取られた。チームとして改善していきたい。」

【Bリーグ】点の取り合いを制したのA東京/A東京、広島両チームディフェンスが次試合のカギになる

【Bリーグ】点の取り合いを制したのA東京/A東京、広島両チームディフェンスが次試合のカギになる

3/19(土)アリーナ立川立飛
アルバルク東京 100-89 広島ドラゴンフライズ
1Q 26-20
2Q 27-24
3Q 27-21
4Q 20-24

<A東京>
セバスチャン・サイズ 26得点
ジョーダン・テイラー 20得点
アレックス・カーク 16得点 10リバウンド
小酒部泰暉 12得点
安藤周人 11得点

<広島>
寺嶋良 21得点
ニック・メイヨ 20得点

A東京はカーク、広島はジャクソンがインサイドから得点。広島はディフェンスも激しくいく中、ペイントエリアへのアタックからの得点も重ねる。A東京は田中大貴のスリーポイントが決まり、リズムを掴むとリバウンドからのオフェンスは、パスを回してアウトサイドでの得点を確実に取っていく。1Q アルバルク26-20広島で終える。

両チーム、インテンシティ高いディフエンスで、広島のゾーンも効いているが、東京はボールを展開して、アウトサイドから小島、ジョーダン・テーラーがフリーでスリーポイントをしっかり決めて、二桁得点差となる。広島はポイントガードの寺嶋、ニックメイヨがインサイドへのアタック。オフェンスのギアを上げケネディのスリーポイントが決まり点差を縮めて広島の強さを見せる。対して東京は小坂部がスリーポイントを決め前半、53-44でA東京リードで折り返す。

後半、広島は寺嶋を起点にケネディのフローターからジャクソンも果敢にインサイドへ攻めて一気に3点差になるが、東京はすかさず安藤のスリーポイント、スティールからの攻撃と、インサイドへのアタックと、再びスリーポイントも決まり二桁得点差で80-65最終クォーターへ。

この試合、オフィシャルタイムアウトまでの東京はスリーポイントの確率が10/19 50%以上、広島は外からの得点が欲しいところ、両チーム激しい攻防が続く。広島は寺嶋、メイヨも粘り強くインサイドへアタックし、このクォーターは取るが、アルバルク東京がリードを守りきり最後はサイズのダンクで100点ゲームで勝利した。

 

 

試合後コメント

小酒部泰暉(A東京)

前半は点の取り合いで後半は自分達のバスケットで点差も出来たけど、最後4Qは広島のプレスディフェンスにうまく点を取れず点差が縮まって課題の見える試合だった。チームとして怪我人も出て、1人1人ステップアップして自分自身も向上して行きたい。
明日も今日のプレスに対するチェンジングディフエンスにしっかりと対応して頑張りたいと思います。

 

アレックス・カーク(A東京)

今日の試合に勝利することができて非常によかったと思います。自分のパフォーマンス は、もっともっとチームに貢献できたと思っています。(広島の)インサイド陣は、能力が高く点数も取れる選手が揃っていますので、自分がマッチアップする選手をいかに抑える、逆にオフェンスではしっかりと攻められるかを意識して戦いました。明日は今日より もよいパフォーマンスをして、連勝を狙いたいと思います。

 

寺嶋良(広島)

序盤からリードされた40分間でしたが、最後はチームとして遂行出来た。ディフエンスでゾーンをしく場面が多く、ゾーンやマンツーでミスがあったのでコミニケーション取っていかないといけない。ビックマンがリバウンドは頑張って取ってくれたので明日は自分達ガード陣も取っていきたい。明日はディフエンスからいい流れを作って改善していきたい。

【It Roster010】河村勇輝が横浜ビー・コルセアーズと正式プロ契約後、夢に向かって

【It Roster010】河村勇輝が横浜ビー・コルセアーズ正式プロ契約後、夢に向かって

3/3に横浜ビー・コルセアーズとプロ契約を正式に発表した河村勇輝選手。

今シーズンのスタッツは、
平均得点 10.9得点
平均リバウンド 3.1
平均アシスト 6.1
平均スティール 1.5
平均ブロック 0.0
FG成功率 48.9%
3P成功率 33.3%
フリースロー成功率 70.5%

プロ契約後の4試合は、4連敗している。ポイントガードなので数字には表せないパフォーマンスが多くある中で、4試合とも2ケタ得点で、3/5ブレックス戦で11得点、11アシスト、3/6ブレックス戦 11得点、5アシスト。
3/16群馬戦では17得点、7アシストとポイントガードでありながらチームの中心選手として、プレーしている。

3/16群馬戦後の会見では

「前半はチームで戦うという意識があり、チーム全体 としても良いプレーができていたが、後半にかけて集中力が切れてしまう時間帯があった。最後のクラッチタイ ムの大事な場面でのプレーが、相手の方が1つ2つ上 だった。40分間やり切らないと勝てないというのはチームでも話していたことなので、しっかり40分間戦いきれるようにしていきたい。」

 

コメントにもあるように、チームの勝利に必要なことをプロ選手としてチームを牽引する。
河村選手は、以前からも言っているが、日本No. 1のポイントガードになり、パリオリンピック、ロサンゼルスオリンピックで日本代表として、NBA選手の八村塁選手と共に活躍して日本に勝利をもたらしたいと言っていた。

今(3/18時点)Bリーグ東地区で13勝25敗と11チームの中で9位につけている。
福岡第一、東海大と強豪校で活躍していた河村選手は横浜を牽引してチームの勝利に貢献する事が、目標を達成する事になる。
日本のポイントガードは競争も激しいが、日本A代表で活躍するのを楽しみにしているファンは多い。

【NBA】ウィザーズ、ナゲッツに負けて5連敗八村塁2桁得点も3Pは決まらず/ヨキッチ「どの試合も全力で自分たちの出来ることをやる」

【NBA】ウィザーズ、ナゲッツに負けて5連敗八村塁2桁得点も3Pは決まらず/ヨキッチ「どの試合も全力で自分たちの出来ることをやる」

3月17日(現地時間16日)キャピタル・ワン・アリーナ
ナゲッツ 127-109 ウィザーズ
1Q 34-28
2Q 39-24
3Q 31-29
4Q 23-28

八村塁この試合は3Pが決まらずだったが素晴らしいパフォーマンスを見せる

<ウィザーズ>
八村塁
27分出場、12得点(FG6/15 3P0/5)
7リバウンド、3アシスト、2スティール、3ファウル

<ナゲッツ>
ニコラ・ヨキッチ
26分出場、29得点(FG10/14 3P2/2 FT7/7)
13リバウン、 8アシスト、2スティール、1ブロック

ウィザーズホームのキャピタル・ワン・アリーナにてデンバー・ナゲッツと対戦。
1Q、残り4分8秒から八村出場。アウトサイドからポイントは外れたが、リバウンド、スティールとアグレッシブにいく。インサイドのダンク、得意とするミドルレンジからのシュートなどで加点。14試合好調だったスリーポイントは、5本すべて失敗に終わったが、。12得点、7リバウンド、3アシスト、2スティールと、5試合連続の2桁得点となる。

 

ナゲッツは、ヨキッチを中心に組み立てていて今シーズンは西地区6位につけていてプレーオフで上位を狙っている。

ニコラ・ヨキッチは、セルビア出身の27歳で今やNBAを代表する選手の1人になった。
211cmのサイズと柔らかいシュートタッチで得点をあげるチームの大エース。2015年からナゲッツでプレーして、昨シーズンはNBAシーズンMVPに輝く。オールスターと4年連続選出、2回NBAファーストチームにも選出される。

 

試合後コメント

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)

どの試合も簡単に勝てる試合なんてない。どの試合にも全力で自分たちの出来ることをやる。それが僕たちの仕事だし、そうあるべきだと思う。上手くプレイできたとか上手くいかないとかは関係がない。チームとして勝ったり負けたりがあるだけだ。

(ウィザーズについて)
シーズンスタートは良かったけど、トレードもあり、ベストプレイヤーのビールがケガで今シーズン欠場が決まっているから今が1番大変な時期だと思う。主軸の選手が1人いないだけでチームは大きく変わってしまう。一人一人良い選手が揃っているしボールもよく動いている。 ケガがあったり、トレードが合ったりと今が1番大変な時期だと思う。完全なチームケミストリーを産むにはまだ時間が必要だと思う。

【Bリーグ】千葉が天皇杯後リーグ制覇に向けて勝利で始動/北海道は悔しい6連敗

【Bリーグ】千葉が天皇杯後リーグ制覇に向けて勝利で始動/北海道は悔しい6連敗

天皇杯から間もなくリーグ戦がスタートと大事な一戦、千葉はムーニーが川崎戦で右肩関節亜脱臼で負傷して全治4週間の離脱となり、試合後の大野HCがコメントしたように、ここからまた新しく生み出してチャレンジする千葉が楽しみなり、北海道は今シーズン初の6連敗になってしまったが日本人選手の更なる奮起を期待したい。

3/15(水) 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 93-72 レバンガ北海道
1Q 22-18
2Q 24-18
3Q 25-16
4Q 22-20

<千葉>
#34 クリストファー・スミス 26得点
#1 ジョシュ・ダンカン 17得点 11リバウンド
#2 富樫勇樹 16得点(3P4/10) 11アシスト

<北海道>
#21 ショーン・ロング 24得点
#0 橋本竜馬 15得点

北海道と千葉カード、師弟対決ともなる一戦は前回は北海道がホームで逆転勝利している。

入りは北海道が連続得点、フリーを作ってしっかり決め、千葉は富樫の1on1からスペース作って展開、この日もボールタッチが好調な富樫がスリーポイントを決める。
北海道もスリーポイント決めるが、徐々にオフェンスのリズムが単発になってしまい、ロング、ブルックスの個人技でペイントにアタックして千葉について行き、22-18千葉リードで1Q終える。

勢いつけたい北海道、2Q千葉は西村がドライブから得点し、千葉のディフェンスにフリーを作れず北海道はタフショットになる。千葉はじわじわ点差をつけていくが、北海道の闘将橋本が気を吐いてドライブからバスカン取りフリースロー決めて追い上げて1点差にする。更にディフェンスから速攻をだして橋本のハッスルプレーで勢いつけて逆転し、北海道らしいバスケットを見せる。

千葉は大倉が入りすぐさまコーナーからスリーポイントで返し、流れを渡さない。ここから千葉が強さを見せ、大事な場面での北海道のミス、ターンオーバーが出て間際に千葉がランして46-36で折り返す。

後半の入りが大事な北海道に対して、得点していく千葉。中々流れを切れない北海道と千葉の点差は15点差で一気に畳み掛けていく千葉、ついていきたい北海道。千葉のオフェンスを止められず71-52で最終クォーターへ。

北海道は、インサイド、アウトサイドとボールを展開したいが千葉のディフェンスの寄りが早く得点出来ず苦しい時間帯が続く。千葉は終盤になっても攻撃を緩める事なく、スミスのインサイドの強さと、富樫の連続スリーポイントで千葉が大量リードを保ち勝利する。

千葉はリーグ制覇に向けてリスタート、北海道は6連敗になる。

 

 

試合後コメント

富樫勇樹選手(千葉)
「天皇杯の後でしっかり切り替えてチームとして臨んだと思うし、ムーニーの怪我もあったがチーム全体で掴んだ良い勝利だった。スケジュール的にタイトでアウェイで戦う事になると思うのでチーム全員で戦っていこうと思います。
天皇杯とリーグは別物で大きな舞台で悔しかったけどリーグは長い時間戦って勝利を得たいと思います。」

 

大野HC(千葉)
「前回本当に悔しい負け方をしたから今回はホームで守れて戦う事が出来た。選手ひとり長期離脱を全員でカバーしてチームで戦っていこうと言う事を体現したと思う。

無くしてしまったものを憂うよりも、自分たちで見つけられる武器を探そうとスモールラインナップで戦った。しっかり武器になってくれる様にポジティブな姿勢は収穫になったと思うし、新しい武器としてこの一か月、戦っていこうと思います。

★ソックス3足渡したので、次も佐古さんの靴下に注目してください(笑)」

 

佐古賢一HC(北海道)
「前半の15分間は良かったけど、勝負どころでターンオーパーから走られた。こういう所が千葉さんの強みだと思うし今日はまんまと作られてしまって、ファウルトラブルもあり少し出て我々が大事にやりすぎて過ぎて走れなかった。
そこからインサイドから来たとこをリズム良く打ててなくスリーポイントは10%代でオフェンスの部分で見出せなくて、厳しい戦いになり千葉さんの展開で、その土俵でやられた。

前回、我々のホームで逆転勝ちして、大野HCから深夜電話があり、次は勝たせて貰います。と言われて、大野HCからの派手な靴下をプレゼントしてもらって履いてきて、負けてしまった。次は履かないで試合します。」

 

橋本竜馬選手(北海道)
「前半はディフェンスがハマった部分と強度を保っていた所は良かった。後半、弱気になってしまった部分もあって、選手1人1人がアタックする気持ちなど、そう言う所が千葉さんに劣ってしまったんではないか。今後も強いチームと当たる時にインティンシティ、気持ちの部分を上げていかないといけないと思った試合になった。
自分は、チームを勝利に導く存在としてしっかりプレーで伝えていかなければならないと思っているので、とにかく目の前の試合で自分の最大限を出していくことが大事だと思っているので、毎試合自分の闘志を全力でコートに置いていくことが使命だと思っています。」

 

【Bリーグ】折茂武彦引退試合メンバー発表/Mr.佐古賢一、田臥勇太、比江島慎、田中大貴など豪華メンバー参戦決定

【Bリーグ】折茂武彦引退試合メンバー発表/Mr.佐古賢一、田臥勇太、比江島慎、田中大貴など豪華メンバー参戦決定

2020年から2年延期になっていたが、6/18に折茂武彦引退試合で行われるメンバーがとうとう第一弾で発表された。折茂武彦引退試合 特設サイトもオープンした。
https://www.levanga.com/lp_page/20220618

同じ時代に戦ってきたメンバーや現役で活躍している日本を代表する選手が集結する。

日程
折茂武彦 引退試合 / TAKEHIKO ORIMO FINAL GAME
2022年6月18日(土)
14:05 TIP OFF 北海きたえーる

折茂武彦は、前半と後半、TEAM LEGENDとTEAM 9、それぞれのチームでプレーする予定になっている。チケット発売は近日中を予定していて、レバンガ北海道公式SNSおよび折茂武彦引退試合特設サイトにて随時発表される。

 

TEAM LEGEND

梶山信吾(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

佐古賢一(レバンガ北海道HC)

節政貴弘

長谷川 誠

半田圭史

古田 悟

山田大治

渡邊拓馬

 

Team 9

朝山正悟(広島ドラゴンフライズ)

五十嵐 圭(群馬クレインサンダーズ)

柏木伸介(シーホース三河)

川村卓也(西宮ストークス)

桜井良太(レバンガ北海道)

竹内公輔(宇都宮ブレックス)

竹内譲次(大阪エヴェッサ)

田中大貴(アルバルク東京)

田臥勇太(宇都宮ブレックス)

野口大介(長崎ヴェルカ)

比江島 慎(宇都宮ブレックス)

 

【天皇杯】川崎が千葉を撃破して天皇杯を2連覇 MVP藤井祐眞cap「最後は気持ちで相手に勝った」

【天皇杯】川崎が千葉を撃破して天皇杯を2連覇 MVP藤井祐眞cap「最後は気持ちで相手に勝った」

天皇杯決勝
3/12(土)さいたまスーパーアリーナ
千葉ジェッツ 72-82 川崎ブレイブサンダース

1Q 17-26
2Q 19-26
3Q 26-20
4Q 13-10

<川崎>
#0 藤井祐眞 25得点
#23 マット・ジャニング 19得点
#22 ニック・ファジーカス 13得点 8リバウンド
#34 パブロ・アギラール 10得点 11リバウンド

<千葉>
#2 富樫勇樹 19得点 10アシスト
#34 クリストファー・スミス 13得点
#33 ジョン・ムーニー 12得点 14リバウンド

3連覇し、昨シーズンBリーグ制覇した千葉に、昨シーズン天皇杯制した川崎の対戦になった決勝戦。

千葉は富樫、原のスリーポイントから入る。そして富樫がドライブからレイアップを決める。このまま千葉が早々にリードしていくのかと思われたが、川崎はその後、藤井、ニックで得点し、アギラール のインサイドで逆転し15-0でランして流れを一気に川崎にする。

千葉は変わった大倉はすぐさまドライブからペイントにアタックしてレイアップで勢いを戻す。川崎のアウトサイドの決定率が高く川崎がリードを開げていき、26-17で1Q川崎リードする。

川崎は、藤井と篠山の2ガードで富樫がコントロールするリズムを徹底したインテンシティの高いディフェンスでボールの展開を変える。そしてこの日得点でチームを引っ張る藤井がジャンパーを決めて2ケタ得点差にする。

千葉は富樫、大倉のガードで早い展開で得点したいが、川崎のディフェンスのギアが上がって千葉は中々得点出来ず、ここが我慢の時間帯になる。一方、川崎のオフェンスは、千葉の裏をかいたり、強くペイントにアタック、アウトサイドからスペースを作って藤井がスリーポイントを炸裂して早くも2Q、5分以上残して40点まであげ、前半を終わって52-33川崎リードで折り返す。藤井は前半で17得点と爆発する。

後半、千葉はディフェンスをどう修正するか、川崎はこのまま勢いを乗せていくのか。
入りは前半好調の藤井のスリーポイントから入る。千葉はディフェンスを仕掛けていき、スミスが連続スリーポイントで追い上げに入る。
そして富樫のドライブからキックアウトして佐藤かスリーポイント決める。ここから粘りようやく展開良くパスが周り猛攻、一桁得点差にする場面もあるが、川崎はすぐに引き離す。72-59川崎リードで最終へ。

この試合を通してインサイドでのリバウンド、ペイントアタックが川崎が上回っていて、川崎の粘り強いディフェンスに千葉は中々攻めきれない。川崎は終始ディフェンスの強度が落ちない。
土壇場で強い千葉は富樫のスリーポイントが決まり、流れをここで変えるか、残りの時間を考えて大事なシーンになってくる。

藤井が入りコントロールしてインサイドにもしっかり振り分け、ニックが得点と2ケタ得点差を縮めさせない。残り2:30で9点差。後半は千葉のキャプテン富樫の奮闘もあったが、川崎は、40分間走り攻め切り、最後は守り抜いて、タイムアップで勝利して天皇杯を連覇する。

 

 

大会MVP #0 藤井祐眞(川崎)

 

大会ベスト5
#0 藤井祐眞(川崎)
#22 ニック・ファジーカス(川崎)
#23 マット・ジャニング(川崎)
#1 ジョシュ・ダンカン(千葉)
#2 富樫勇樹(千葉)

 

試合後コメント

佐藤HC(川崎)
試合前のミーティングでは今持ってるいる我々の力を全て40分間出し尽くそうと話し、ミスを恐れず積極的に一人一人がコートで、その通りの前半はディフェンスもしっかり足が動いてアグレッシブに良いゲームを作れた、後半は相手の攻撃に我慢の時間があったけど我慢したけと、最後のクォーターディフェンスのマインドが落ちなかった事がチーム全体でディフェンスをやり切れた事が勝ちきれたことだと思う。連覇というより、川崎のバスケットが出来た事に達成感を感じました。一発勝負の決勝という大きな舞台に全員が目指していた川崎のバスケが出来て本当に良かったと思います。

 

篠山選手(川崎)
監督の言ったとおり素晴らしい試合展開でした。
連覇を意識しては無く、1人1人が、やるべき事をしっかり目の事に集中できた。千葉に追い上げられた時はファイナルの確認やどこにアドバンテージがあるか、コントロール出来て、これまでの経験が生きたと思います。リーグ戦も怪我なく今年こそと言う気持ち、「旅の始まり」気を引き締めていきたい。

 

前田選手(川崎)
川崎でバスケが出来て優勝できたと思います。

 

藤井選手(川崎)
前半凄く良い形でバスケが出来た。後半我慢の時間が続いて、最後は気持ちで相手に勝ったのかと思っています。4Q、呼ばれ時はしっかり仕事をしようと思った。

 

ジャニング選手(川崎)
スタートのメンバーが凄く良くムードで、ベンチからのメンバーもそれを繋いで行こうという気持ちで全員で勝ち切った勝利だと思っています。佐藤HCのゲームプランが素晴らしく、自分達もファーストパンチを相手に喰らわせようと、アグレッシブにプラン通り体現出来た事が良かった。

 

ファジーカス(川崎)
後半に関しては千葉がやり返す事は想定内ではあったが、ジャニング選手が起点になってしっかり失点を抑えられたのが勝利の要因だと思う。

 

大野HC(千葉)
ファイナルで負けるのは本当に辛い川崎さんの表彰式を見るのも辛いが、まだCSへ向けて今日出た課題をしっかり修正してシーズンの中で成長出来る様に取り組んでいきたい。後半、自分達のやってきた事を川崎さんにやられた。もう少し早くピック&ロールのカバレッジ、ディフェンスところを変えられたんではないかと思う。リバンウンドでやられたが、選手たちは後半発揮していたので、自分の責任も大きいと思います。

 

富樫選手(千葉)
もちろん悔しい。かなりやられてしまった。後半に向けて修正して、もう一つ連覇という目標へ気持ちを切り替えて後半戦へいきたい。後半、点差と言うよりは、ディフェンスで、取り返すのでは無くオフェンスで取り返そうとした流れがあった。しっかり自分達のバスケをやろうとしたが、後半はいつも出来てるバスケであっただけで前半のプレイが敗因だったと思う。ブースターさん、スポンサーさんに勝って恩返ししたかったですが、シーズン最後まで応援よろしくお願いします。

 

佐藤選手(千葉)
まず、この負けを全員で受け止めて課題をやり直していきたい。リーグが多くなるので総力戦で下を向かずリベンジ出来るようにしたい。

 

ダンカン選手(千葉)
明らかにこの負けは悔しいのですが、これからのシーズンも続きますので2、3日はこの痛みは残るでしょうが、プレイオフに向けてやる事をやって行きたい。

 

【Bリーグ】岡田侑大(信州)キャリアハイ34得点 3P7本の大爆発「もっとアグレッシブにアタックしないといけない」

【Bリーグ】岡田侑大(信州)キャリアハイ34得点 3P7本の大爆発「もっとアグレッシブにアタックしないといけない」

レバンガ北海道 94-103 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 23-29
2Q 25-18
3Q 24-28
4Q 22-28

<信州>
#77 岡田侑大 34得点(3P7/11) 6アシスト
#15 前田怜緒 17得点
#11 熊谷航 14得点

<北海道>
#21 ショーン・ロング 44得点 8リバウンド
#24 デモン・ブルックス 16得点 11得点

年明け10試合7勝3敗と好調の信州に北海道が迎えうつ。
北海道は、ロング、ブルックスのインサイドとアウトサイドがカギとなっているが、新加入松下のハードワークがチームにどう貢献するかがポイントになる。

入りは、ブルックスのインサイド、アウトサイドと得点、信州は熊谷、岡田がシュートを決める。
岡田のドライブからキックアウトして熊谷がコーナーからスリーポイントと得意なオフェンスが出てリズムに乗る信州に対して、ロングがインサイドにアタックして北海道はインサイドで得点を重ねる。
追い上げる北海道に、岡田が連続して得点を決める。岡田は1Qで12得点あげる。

北海道は2Qディフェンスでしっかり守り、橋本、ミラーの得点で追いつき、速攻で逆転する。それでも信州はフリーをしっかり作って熊谷決めていき逆転してリードする。
両チームオフェンス力を発揮して点を取り合って48-47北海道リーダで折り返す。

後半から北海道はボールを展開して得点していく。寺園のドライブからレイアップと北海道の選手がアタックしていく。ディフェンスリバウンドから速い展開に持っていく北海道が流れを持ってくる。
岡田へのディフェンスで松下がしっけりつき見応えある。それでも岡田のジャンパー、ドライブからレイアップで進出を牽引して追いつき逆転する。この日の岡田は止められない。打てば入るというゾーンに入っているようなプレーを連発する。
75-72信州リードで最終クォーターへ。

前田の強いドライブからマクヘンリーがダイブしてバスカンで3点プレー、ディフェンスリバウンドか速攻で得点と信州の強みが出てランして2ケタ得点にする。なんとかディフェンスして信州の得点を抑えたい北海道に対して、信州はコントロールしてリードを保ち信州が勝利、今年に入って8勝3敗と強い信州を見せる。北海道はいい試合を展開するも今シーズン初の5連敗する。

 

 

試合後コメント

勝久マイケルHC(信州)
ホームで苦しめられた北海道さんで、この場所でも強いチームで強豪を倒してきたチーム相手に、試合を通して失点がとても多く、なかなか
止めにくい状況だったけど、ディフェンスのミスやタフな状況の中で、いろんな選手がステップアップして勝利できてよかったです。信じ続けて勝利誇らしく思ってます。
岡田選手のコレを待ってました。苦しんできた中でのキャリアハイ。ディフェンスと頑張ろうとしていてそれをやった上での34得点チーム引っ張ったので嬉しいです。

 

岡田侑大選手(信州)
オフェンスはうちのリズムでP&Rをする事が出来たけど、前半は北海道の攻めに対応出来ず、エネルギーも足りずディフェンスは悪いことばっかりだったので次の試合修正していきたい。
川崎戦でジャニング選手から「もっとアグレッシブに攻めたほうがいいよ」ともらって、目が覚めたというかもっとアグレッシブにアタックしないといけないなと思って今日は出だしから
3P、ペイントにアタックしようと考えてました。スリーポイントもまだ決められるシュートもあったしこれがベストではないと思います。

 

佐古賢一HC(北海道)
「非常に残念な試合だった。選手たちは精一杯頑張ってくれてると思う。ディフェンスのプレッシャーの少し弱い所を、岡田選手、熊谷選手の所でスリーポイントをあれだけ高確率で決められてしまったというところが反省です。後半はある程度対処出来て、そこに対してヤン・ジェミン選手の大事な場面で、1on1でこじ開けられたのは苦しかったです。ディフェンスもオフェンスもいい部分も悪い部分ももちろんあるんでけど、94点取れているのを考えると、やっぱりディフェンスを修正しないといけないと思います。
今日は選手が固かったし、コミュニケーションの繋がりが全く消えてしまった。もったいなかった。久しぶりのゲームはどこのチームも同じなので、言い訳にはしたくない。
スターターと後から出た選手たちはのコミュニケーションの繋がりが悔やまれると感じます。」

 

寺園脩斗選手(北海道)
「僕たちのディフェンスがカギでした。94点取れても103点取られたのでは勝てないとみんなで再認識しないと、僕たちはディフェンスのチームなのでそこが修正出来てない試合が続いているので、後1週間あきますけど、ディフェンスは修正出来ると思ってます」